「松本市美術館」の草間彌生展示室では、信州土着の創造性を存分に受け取ったのだ

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草間弥生さんといえば、信州松本出身の現代芸術家として名高く、先日訪れた「松本市美術館」の草間彌生展示室では、草間さんの独特な創造世界に接することとなっていた。まるで少女の頃からの特筆すべき創作のインスピレーションが、成人となって以降、或いは米国へ渡って以降、そして世界の名声を獲得して後の郷土の地に帰ってから以降…、といった全てが生々流転する草間さんの斑点のごとくに視覚化され、感じ取っていたのである。表現方法は絵画、ソフトスカルプチャー、コラージュ、版画、環境芸術、野外彫刻、映像、文学など多岐に渡り、それらの作品の生成過程を当美術館で目にすることとなっていたのである。

例えば「かぼちゃ」が此の地域の名産かどうかは知らないが、当信州松本においてはかぼちゃのイメージは、草間彌生さんの作品イメージに被っている。どうしても草間さんの作品イメージとかぼちゃそのものとを区分けしていくことが難しい。かぼちゃは信州松本においては郷土に密着した野菜であると共に、草間彌生さんという存在を通過して変容した「かぼちゃ」となって定着している。草間彌生さんの信州土着の創造性を存分に受け取ったのであり、また郷土松本との確執を経ての特殊な、云わば「関係の絶対性」というものを感じ取っていたのであった。

■松本市美術館
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/artmuse/

■松本市美術館 草間彌生 展示室
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/artmuse/p4/p3-html/p3-kusama.html

【追記】

撮影NGという規制のために当美術館展示室の模様を紹介することが出来なく至極残念である。公共的美術館がこのような固陋な規制に終始していることは納得できないということをここに記しておきたい。例えば岡本太郎さんの関連する美術館を見習ってほしいものである。

4~5年ぶりに歯科医を受診した

奥歯が疼きだして1~2週間になっていた。我慢できずに地元の歯科医の門をたたいた。4~5年ほど前に治療して以来のことである。某個人的な記憶では5年は経っていなかったはずだが、4年以上は経過していた。おいらの運転免許証の写真が歯痛に苦しんでいた時に撮られたのであるからその記憶は確かなのだ。

そもそも予約無しの訪問なのであり、予想していたくらいにはだいぶ待たされていた。近頃の歯科医の待合室にはテレビなども設置されていて、決して待たされて憤慨していた訳ではない。却って暫らくぶりの歯科医の施設内を面白く観察していたくらいなのだった。

しばらくは歯医者通いが続くかと思うと憂鬱至極なのであるが、この際は、早く虫歯が消えてなくなるのが大前提ではあるが、歯医者と云う人気商売の内情などを観察していこうかなどとも邪なことを考えているのでもある。

信州松本にてホッピーにありつけたことは嬉しかった

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信州安曇野の帰り道で、松本に途中下車。松本駅から松本城へと続く観光客向きの歩道を歩きながら、松本城からの復路で出会った「昭和横丁」なる店で小休止的に憩っていたのだった。

美味い信州蕎麦は安曇野で充分に堪能していたのであり、松本では蕎麦はやめて市内の大衆居酒屋にて一献という訳である。信州の中核都市での居酒屋でもホッピーが飲めたのであり、蒸し暑かった旅の途中の憩いの間としては想定外のものであった。いつもの都内で飲むホッピーより以上に新鮮な炭酸泡の溢れるホッピーに口をしたらば、旅の疲れも一掃されていたのだったと信州の旅を回顧するのだった。

安曇野で出会ったのは水田のみならず、大麦、小麦、蕎麦、そして山葵畑、等々

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訪れた安曇野の風景は水田の風景が印象的であったのだが、其れとのコントラストを印象付けるかのごとく、大麦、小麦、そして山葵畑、等々の畑の農地に出くわすことになっていた。

水田と畑のどちらが主役と云うのでもなく、大麦、小麦、蕎麦、等々の田園風景は共存してマッチしていたという印象がとても強くある。豊穣な水を有する地域でありながらも、乾いた畑を農地として有効活用している。これは現代的農業にとっては画期的なる現象ではなかろうか。

麦茶の原料となるのであろう大麦畑はちょうど刈り取り期にもあたり、刈り取りの現場に遭遇することが出来たのだった。水田に取り囲まれた大麦畑に、近代的なトラクタが走っていた。水もなく乾いた畑では一目散に刈り取る収穫の工程が繰り広げられていたという訳なのである。

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そして安曇野では何度か蕎麦を食したが、その全てにちょこんとして添加されていたのが安曇野名物の山葵である。摩り下ろして蕎麦に乗せたり、蕎麦湯に混ぜたり、或いは細かく細切りにした生山葵を掛蕎麦に添えたりと、食べ方は決まりきったものなどはなく、思い思いの蕎麦店の創作的メニューとなって愉しませてくれたのである。

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田植えを終えた信州の安曇野を探訪していた

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数年ぶりに信州長野県の安曇野へと向かった。この季節の日本の田舎はどこも田植えを終えた水田に満ちており、春から夏への日本の典型的な風景が望めるのである。この時期にこそ日本の原風景に接することが出来るということもあり、とても心躍らされる体験となっている。

この地域の光景が日本の原風景だとされる所以は多々あれども、かつて黒澤明監督による「夢」という映画作品が此処安曇野の「大王わさび農場」という場所で撮影されたということが、安曇野の風景を国内に「原風景的風景」として有名にさせている。北アルプスの山々から伏流水として届けられた清らかな川の水を目にすると、確かにこの土地ならではの日本的原風景を、充分極まりないくらいに目に記憶させてくれたのである。

田植えを終えて田んぼに水が張っている水田はとても瑞々しい日本の原風景である。これから水田が健康に育っていくことを願いつつ稲が発芽、成長している姿は、安曇野と云う一地域の事情を超えて日本の国土の成長を見るくらいの思いなのである。

夏バテ予防の食材は「稗(ひえ)素麺」なのだ

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夏に最適なメニューの代表的存在はなにを置いても「素麺」なのである。夏バテで食欲が低下したときなどにはとても重宝する食材だ。市販されているもののほとんどが小麦粉を原料としているが、我が国の伝統的な雑穀の「ひえ」を原料としてつくられた素麺がある。岩手県軽米町の「古舘製麺所」が製造する「稗(ひえ)素麺」がそれだ。

稗(ひえ)とは、米、麦といったメジャー穀物に比べて実が小さいぶん生産効率には劣るがとても栄養価が高くまた食物繊維も豊富な穀物としての評価が高く、健康食物として注目されている。

細長く素麺状にして自然乾燥された「稗(ひえ)素麺」は、大地の恵みをしっかりと舌とのどとであじわえる。これから夏本番を迎えるにあたってとても頼もしい食材なのである。

■古舘製麺所
〒028-6302 岩手県九戸郡軽米町軽米第8地割139
0195-46-2301
http://www.hattouya.com/

夏が旬の「たかべの煮付け」を味わった

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夏になって旬の魚の代表に「たかべ」があり、そんな旬魚の煮付けにありつけたのでした。体長は10数センチ、小振りであるが、魚の脂がじっとりと乗っている。干物にしても美味しいという評価が高い魚である。

骨が硬いのが子供には不向きな様なのである。かといって大人たちはこの旬魚を食べずにはいかないのである。子供と大人の境を露にする魚とでも云おうか。

「Windows7」ベースのウルトラブック「ASUS ZENBOOK」を購入

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ウルトラブック「ASUS ZENBOOK」を購入した。これまで使用していたノートパソコンの力量不足をずっと感じ取っていて、ずっとストレスの種であったことがきっかけとなっている。

さらに加えて、実家に居る時間が増えてその場所でも仕事ができる環境を構築していたいという思いからも、今回の購入に踏み切ったという訳なのである。

最新の「Windows8」ではなくて「Windows7」が基本OSであるということもまた購入のきっかけになっていた。「Windows8」は不完全的なOSであり、さらにはこれまでのアプリケーションとの親和性が低いということがあり、これまでのソフト的資産を無駄にしないためにも「Windows7」ベースのウルトラブックが欲しくなり、目を付けていたのであった。

夏に相応しい「水茄子の刺身」

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茄子の一品種であり、水分を多く含んでいてかあくが少なく生で食べられるのが特徴だ。関西地方ではよく流通しているが、関東でこれを見かけることは珍しい。

久しぶりに口にした「水茄子の刺身」は、さくさくとしており、さっぱりとした食感が夏には相応しいことを実感させたのである。

坂口安吾著「戦争と一人の女」と映画作品との齟齬についての考察

何度か目になるが、文庫版「白痴」に収録されている坂口安吾さんの「戦争と一人の女」を読んだ。

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先日鑑賞した「戦争と一人の女」にこころ踊らされたにもかかわらず、胸の奥深くにとどまって咀嚼できないでいる小骨があり、なんとかその飲み込めずにいる小骨の正体を知りたいと考えたからでもあった。

http://www.midori-kikaku.com/blog/?p=7733

もっとも違和感として残っていたのが、安吾さんの分身である作家の野村が、戦後まもなくヒロポン中毒が原因で死んでしまうというくだりである。このストーリーは正しくないばかりか安吾さんの生涯的生き様を無視しスポイルしている。作品中の主人公、江口のりこ演じる飲み屋の女将と同様に、原作者の坂口安吾さんは戦後をしぶとく、逞しく生きたのである。それを脚本家の恣意的な操作でヒロポン死というわい小なストーリーにアレンジさせた事実は、安吾ファンの一人として容認することはできない。

若松孝二監督の弟子に当たる井上淳一が脚本を書きメガホンをとっている。戦後生まれの映画監督が描く「戦争」のビジョンは観念的であり浮ついている。とても安吾さんの達観したリアリズムをうけついでいるとは云い難い。単なる編集、アレンジを逸脱しており、原作者に対する尊敬の念も欠いた恣意的な脚本であると云わざるを得ないのである。

新規メニューの「栃尾の油揚げ」を試食していた

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地元の居酒屋では新規メニューの「栃尾の油揚げ」を試食していた。ちょうどおいらがその場に居合わせたということもあり、無料での試食に参加する機会にめぐりあわせていたという訳なのである。

そもそも「栃尾の油揚げ」と云えば、越後こと新潟県の栃尾市にて伝統的に調理し食されている食材である。一般的な油揚げにしてみればとても厚く、あたかも食パンの切れ身に見えてしまうくらいだ。事実、おいらが訪ねていた居酒屋で若手に質問したら、油揚げの材料が食パンだという回答が多かったということであり、油揚げのニューウエーブの名に相応しいと云って良い。

前橋駅前の天然温泉「ゆ~ゆ」でゆったり入浴

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前橋駅から北口に2~3分歩いたところに天然温泉「ゆ~ゆ」という天然温泉施設がある。おいらも帰省するたびにしばしば訪れ、天然の湯に浴している。なにしろ湯質がエクセレントなので、毎日でも入りたくなるくらいだ。

かけ流しで湯船に流れ込んでいるのは黄褐色の濁り湯である。当施設の地下1500メートルから湧出した、豊富な鉄分とマンガンが特徴的な天然湯であり、都市に湧いた温泉とは思えぬくらいに豊富な湯量と温度をたもっている。

半露天の湯船もあり、夜の星を眺めながら湯に浸かることができ、絶品の温泉に浸かっている気分が味わえる。

前橋へ観光に訪れた人にはぜひお勧めしたいスポットでもある。

■天然温泉ゆ~ゆ
群馬県前橋市表町2-10-31
TEL:027-224-0111
http://www.yuyuspa.com/

上州群馬的な美味なる「ソースカツ丼」を食らったのだ

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上州群馬県の名物は、過去には絶品的旨かった「片原饅頭」とかいろいろあったのではあるが、近頃はと云えば、豚肉がらみのあれこれが主流のようである。

上州前橋が発祥の「ソースカツ丼」は、豚のヒレ肉を食べやすいくらいにカットしてから揚げたという絶品のカツを揚げ物にして絶品のソースにくぐらせてご飯の上に乗せて完成したという、とてつもなくシンプルでありかつ絶品的カツ丼にありつけていたのではある。

「アーツ前橋」開館前のプレイベント「MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT」が始動

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帰省している前橋市内を歩いていたところ、ユニークなイベント現場を目にした。足を止め近づいてみると、人が両手両足を伸ばしたかたちに繰り抜かれた大地に、様々なハーブの苗を植え付けているところであった。名付けて「MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT」。ハーブの効用が認められる身体の部所にそれぞれのハーブの苗が植えられていく。ハーブと云えば日本人には馴染みの薄いものと考えがちだが、親しみ深いよもぎもまたハーブの一種であり、黒い大地にその苗がに植えられていた。
この「MHCP」とは全国的に展開されるアートプロジェクトであり、様々な地域での注目を浴びているのだ。

■MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT
http://www.mhcp.jp/

そして前橋市内でこのプロジェクトが始動したのは、また別の狙いがあることを、関係者の人から聞くことができた。

今年10月には前橋市内で「アーツ前橋」という公立の美術館がオープンする。全国の県庁所在地では唯一、前橋市には公立美術館が無かったということもあり、関係者たちの意気込みもまた絶大のようなのである。

この最後発の美術館がアートに関係するムーブメントの発信基地となるだろうという期待が高く、今秋の正式オープンを待たずに「MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT」等数多のプレイベントが執り行われている。

■アーツ前橋
〒371-0022 群馬県前橋市千代田町5-1-16
電話 027-230-1144
https://www.facebook.com/artsmaebashi

浅草で飲んだ「元祖酎ハイサワー」にはがっかり

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先日は浅草界隈で飲んでいたところ「元祖酎ハイサワー」というメニューに目がいって早速注文。一般的な「酎ハイ」に特別な味の素的な酎ハイのもとというシロップを入れて飲むユニークなメニユーである。

ネットで早速調べたところ、おやじが「元祖酎ハイの素」と語った正体が「天羽の梅」という名前で販売されている代物だということが判明した。

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こちらは〔梅〕のような酸味と
〔梅シロップ〕のような甘味がついています。
(注:梅果汁や梅エキスは入っていません。)
―――――

実際のメニューといえば、原材料に「梅」は一切使っておらずに合成着色料、保存料を多量に用いた飲料物であったと知り、興醒め至極なのではあった。

素材の香りが引き立つ「蒸し牡蠣」を味わった

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生牡蠣はよほど体調に自信がなければ口にしないいが、蒸した牡蠣はいつでもうれしいものだ。蒸し料理は案外調理時間がかかるもので、素材の香りも生以上に引き立てる。

その磯の香りがプーンと漂いつつ、極めてミルキーであるその磯に特有の風雅な香りにうっとりとした。これだけでも牡蠣を味わう意味があるのだ。

蒸したばかりの熱や香りやらを目の前で感じつつ、おいらは想像していたよりも小ぶりの牡蠣の身を、醤油を数滴かけて味わってみた。やはり磯の独特の複雑な香りや味わいは牡蠣ならではのものである。「海のミルク」等とも称されるようであるが、蒸した牡蠣の風味豊かな味わいは特筆に値する。

「米粉麺」は冷やしで味わうのが正解だ

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八王子の米粉麺専門店の「嚼夢果(かむか)」は何度か訪れたが、米粉麺への愛着はいまひとつ抱くことは無かった。もちもちとした米粉特有の噛み心地は好ましいが、然しながら通常の小麦粉を用いた麺料理に比べて食べ応えの満足感が足りなかったのだ。

暑い夏日に久しぶりに同店を訪れたところ、冷やしのメニューが目についたので早速注文してみたところ、これがなかなかのしろものだったのだ。麺は細めんながらもちもちとした噛み応えが秀逸。なかなか小麦粉ではこの食感は出せない。しかも冷たい鶏の味が染みた出汁が冷たい米粉麺にとてもマッチしていたのだ。いまいちだった印象の米粉麺料理がとても輝いて見えたのであり、まさに米粉麺料理を見直した瞬間であった。ひとつの結論として、「米粉麺」は冷やしで味わうのが正解、ということなのである。

同店店主はとても研究家であると見え、具材にも気合が入っていた。注文した「具だくさん米粉麺」にはトマト、ピーマン、ブロッコリー、等々の夏野菜に、エビ、卵焼き等がトッピングされていた。「具だくさん」の名に恥じない豪華さであり、米粉麺という新規開拓メニューの新しい可能性を垣間見せていたのである。

■嚼夢果
東京都八王子市万町171-11
TEL 042-626-9233

ど真ん中キックでゴール決めた本田圭佑に天晴れ!

ワールドカップ予選を後半戦からおいらは視聴し声援していたが、最後は本田圭佑の同点ゴールで追いついてワールドカップ出場を決めた。PKでのど真ん中キックでゴール決めた本田圭佑に天晴れ!である。

本田圭佑と云えばつい先日にはロシアリーグでの優勝を決めたばかりの帰国であり、体力的にも限界であったろう状況での大活躍であった。

ど真ん中キックというと簡単なようだが、ど真ん中に向かって魂の篭ったゴールを蹴ることは大変なことである。かつてイングランド戦でベッカムが蹴ったゴールシーンを彷彿とさせるほど、このゴールは特筆される。

雑穀米ご飯があれば一汁一飯で充分なのだ

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久しぶりにお米に雑穀を加えて「雑穀米ご飯」を作ったのだった。といって特別な調理をしたのではなくて、いつものお米に雑穀米の元を足していつものように炊飯土鍋で炊いたのだった。するといつものご飯が大変身だったという訳である。

あわ、ひえ、きびという戦前からの日本の郷土に定着され食されていた雑穀類に加えて、黒米、小豆、もち米、等々がブレンドされたのであり、その食感や味わいもバリエーションに富んでいて、これだけで充分に味わって食することができた。

古くから我が国では「一汁一菜」と云う教えが伝えられており、おいらもそのならいを基本にして毎日の日々を送っているのではある。其れらは「粗食」の代名詞として日本食の良さをPRしているくらいだ。

だがおいら自身は時々あるいはしばしばにせよそのならいを破って暴食暴飲を重ねてしまうのが常なのであるが、それにしても美味い「雑穀米ご飯」があれば、「一汁一菜」ならぬ「一汁一飯」の食生活もたまには良いのだろうと考えた次第なのである。

ご飯を白米から雑穀米に変えればそれが可能になるのである。毎日というのではなくてたまには、週に1~2回程度は、このような「一汁一飯」の習慣を身につけようと考えたのである。週に一度程度の「一汁一飯」から始めていこうと思うのである。

「おこぜ(虎魚)」の丸揚げはグロテスクだが味は一級

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「虎魚」と書いて「おこぜ」と読ませる。魚の名前の表記には様々な要素が絡むが、このケースではストレートに、虎のように獰猛な魚であるということを示している。確かに顔を凝視していると虎とも似ていなくはない。

このおこぜ(虎魚)は背びれに毒があるので、尖った針のある背ビレを取り除き、切り込みが入れられており、丸揚げにすると丸く反り返る。その背部分には身が詰まっておりがぶりと噛み付きたくなる。左右のヒレには細い骨が密集しておりそのまま天然のカルシウムを摂取できるのだ。

まさに「おこぜ(虎魚)」とは丸揚げが一番似合う魚である。