納豆はそのままでは酒のつまみになり難いが、まぐろと合わせるだけで逸品の酒の肴に早変わりなのだった。地元の居酒屋にて注文した「まぐろ納豆」は、そんなある種の一寸した驚きの気持ちを惹起させていたのである。少々細かく観察してみると、其の納豆は細かくひき割りにされていた。ひき割りにされた納豆が此のメニューの肝でもある。納豆の豆そのものとまぐろの身とはあまり相性が良くないらしいのだ。味付けはわさびと少々の醤油である。此の味はとてもシンプルであり、他の夾雑物は必要がないと思える。たとえ和食の出汁だろうが鰹節だろうが昆布だろうが必要がないと思われるのである。ピリっとしたわさびの刺激が此のメニュー全体に統一感を与えているようである。思うにこのメニューは酒が進むこと請け負いなのであるが、納豆を補給するのにも適当なメニューなのである。近頃のおいらの食生活において納豆不足が懸念されているからこその、大切なメニューとなっているのである。
佐藤泰志原作の映画「そこのみにて光輝く」を鑑賞
題名の「そこ」とは全てを捨て去った状況においての男と女の愛だと云うべきなのか…? 観賞後はまるで信じ難い結末が深くて重い感動の坩堝として渦巻かせていた。解釈は観た人々により夫々だが、この映画が訴えかけているテーマの重さは流石にズドン! と魂の奥深くを揺るがせずにはおかなかったのであった。
舞台は北海道の函館の、海と山とに囲まれた郊外。そんな場所に生きる行き場の無い状況に居る男と女たちが主役の物語である。「男」は山での仕事をある事件がきっかけにより逃避することを余儀なくされ、「女」は重く苦しい家族たちとのしがらみから逃れることが出来ずに、身体を売る生活に溺れかけて居る。逃れている男が求める求愛を逃れ得ない女は初めは拒絶してしまうのだが、次第次第に男と女の溝は埋められつつ行き場の無い愛の営みが芽生えていた。
そんなときにもう一人の重要登場人物の弟、即ち女の弟が引き起こす傷害事件により、行き場の無い状況が一気に動き始めて行くのだった。様々な犠牲を経て後に光り輝く瞬間が訪れていた。久しぶりに上質な日本映画に感動を受けていた。重く苦しく不条理な現実世界を反映したリアルなストーリーの果てのロマンを描いた同作品には、重く狂おしい感動を感じ取っていたのであった。
熊本発祥「桂花ラーメン」の味わいは格別也
上州から帰京する途中に立ち寄った新宿で、熊本発の名物「桂花ラーメン」を食した。噛むのにも手こずるくらいのとても硬くて味わい深い独特の麺が特徴である。博多の豚骨ラーメンに近いが、さらにこのラーメンはと云えば豚骨に鶏ガラを加えて煮込んだスープが特徴的なのだ。新宿に立ち寄るたびに口にしたくなる味なのだ。
元々は熊本の地域ラーメンだったが、古くから新宿へと進出しており、もはや東京人にもなついている味である。おいらも学生の頃から親しんだなじみの味なのだ。豚骨のみのスープに比べればより複雑で、個性的な味わいなのだ。そして麺も太目であり、博多麺との違いも際立っている。もちもちと歯ごたえがあり、これが濃い目のスープに良くなじむのである。トッピングには叉焼、煮卵、メンマ、ネギといった一般的なものの他に、キャベツ、高菜漬けなどが用意されているので、度々来ても飽きることが無い。
■桂花ラーメン 新宿東口駅前店
東京都新宿区新宿3-25-6
トントンの街前橋ならでは、洋食屋ポンチの「豚カツカレー」
前橋の弁天通り商店街の一角には老舗のカレー専門店「洋食屋ポンチ」がある。同店はしばしば映画ロケの場所ともなっていることから、映画ファンにとっては馴染みの名店である。大正時代から人気カレーの味を引き継いできた店のカレーなのであり、おいらが幼少の頃から親しんだ日本的なカレーのレシピが今なお引き継がれているのがとても嬉しいかぎりなのだ。
口にした人々からは「懐かしいカレーの味に出逢った」「昔と同じ味なんですね」等々といった評価があふれている。広く群馬県内においてみてもこのような評価、即ち懐古的比重の高い評価を得るカレー店は他には無い。
帰省していた本日は、トントンの街こと前橋ならではの豚カツとのコラボ的メニュー「豚カツカレー」を味わっていたのだ。古き良き懐古的味覚のカレールーに豚カツのぐぐっと迫る味わいがコラボしている。豚カツが先か? カレーが先か? と問われれば、カレーが少々先走っている感じではある。だがそれがトントンの味覚なのではある。トントンの上州豚はそれほど自己主張をすることなくして地元民に受け入れられているのであるから、カレーの名店のカレールウに押されていたとしても恥じることなど決して無いのだ。ともあれ数ある上州豚のトントンメニューの中で「ポンチ」の豚カツカレーは特筆されるのである。
■ポンチ
住所/前橋市千代田町3-3-18
TEL/027-231-2333
営業時間/11:30-14:30 16:30-19:30
定休日/木曜日
「ピータン豆腐」は中華の肴の一番かもしれない
中華料理店で酒の肴を注文するとき、まずはピータン料理があるかをチェックする。中華のつまみでピータン料理は一番かもしれないくらいに偏愛している。あまりこのところ、夜の中華料理店へ行くことがなかったのだが、先日は久しぶりに旨いピータン料理にありつくこととなっていた。
そもそものピータンのレシピはといえば、1ヶ月あまり、塩、石灰、木灰、その他の混じった甕の中に、アヒルの卵を入れて密封される。白身は独特の茶色のゼリー状となり、この食感がたまらないのだ。元黄身の部分もまた、卵の成分を自らの作品に表徴とさせるがの如くに独特な味わいを提供している。このような不可思議な食材はあまり目にしたことが無い。
豆腐とねぎの刻みがピータンに合わさって、癖の強いピータンの味わいがマイルドに中和されていた。日本人の口にあった料理である。
圧力鍋で「牛スジ煮込み」を作った
牛スジの煮込み料理を作った。圧力鍋の久しぶりの出番となった。
おいらが好きな「煮込み」と云えば、一般的なモツ煮込みよりも「牛スジ煮込み」である。牛スジのゼラチン質や繊維質が豊富であり低カロリー、しかも馥郁とした出汁が味わえるというのであり、どこぞの酒場に足を運んだときには先ずは此の牛スジ煮込み料理を物色している。美味い牛スジ煮込みは其れくらいに求むべき酒のつまみでもある。一般的に「煮込み」という料理には「もつ煮込み」と「筋煮込み」が双璧をなしている。おいらの好みはといえば筋の煮込みの中でもとりわけ「牛筋煮込み」ということとなっている。牛筋とはアキレス腱の部分や腱がついた肉の部分を指しており、にはゼラチン質が豊富に含まれており、脂身は少ない。ホルモンの部位とは異なり、あまり小売 店のショーケースには並ぶことが少ないと云う。専門店での調理法が映える部位なのである。名店の「牛筋煮込み」は、ほぼ飲兵衛たちの支持によって長い命脈 を維持しているのだと云っても良いのだろう。
季節外れだが春の「〆鯖(シメサバ)」に満足なのだった
日本近海のサバの旬は、一般的には秋だとされている。カツオと同様に春頃から日本近海の太平洋沖を北上し、秋頃になると脂身をたたえたサバ達が南下の進路を辿るのだ。春の頃のサバはそんな北上の進路を経る前のもの達なのであるから、其のフレッシュさは秋のそれ達に対しても引けを取ることが無い。すなわち春季にフレッシュな〆鯖にありつけるということはラッキーなチャンスなのだと云うことなのだ。
そもそもサバは足が早いのでシメサバが定番となっているのだが、シメサバか刺身かにはこだわらず、新鮮なサバであるにこしたことはないのだ。青魚らしい鮮青色の身は秋魚の中でも特筆すべき味覚を主張している。このたび地元の八王子界隈で食した〆鯖もまた、〆鯖の醍醐味を味わうに足る逸品であったのだった。先ずは大切なことだが、決して塩辛くも酸っぱくも無いということ。大量の塩で〆めた〆鯖は日持ちはするだろうが決して本来の〆鯖の美味さを有してはいないのだ。決して塩辛くは無く、酢の酸味が喉を潤してくれる。青魚でありながら鯖の紅い身の色合いがまた食欲を誘っている。この時期にこそ食べたいメニューであることは間違いない。
「躑躅(つつじ)」は雨の日によく似合う
宮川一郎太のTV出演にがっかり至極
本日は休日だとかという案内があれども本日は曇り空の空模様が影響していて何処へも出かける気分にはなれなかった。これで夕食時分になつてようやく散歩を行っていた。何時もの居酒屋にてホッピーと酒の肴を注文していた。帰ってきたときに見たTVでは宮川一郎太の残念な恋のやり取りが放映されていたのではあった。結局のところは振られた一郎太さんの残念な心情のやり取りが、公共のTVを介してやり取りしたということに尽きるのであり、おいらはこんなことにかかわりたくないのは当然である。宮川君は恋の番組に出るべきではないのであり、こんな馬鹿げた事態に関わりあってしまっておいらもまるで残念至極なのである。
偶然出逢った「アボカドサラダ」に舌堤なのだ
マックハンバーガーのコマーシャルでアボカドのメニューが流れていることもあり、アボカド希求の思いを強くしていた昨今、大田区内の居酒屋にて「アボカドサラダ」に遭遇し、一も二もなく注文してみたら、此れが意外性のもたらす美味さであった。あるようで未だお目にかかったことの無かったメニューでもあった。
そもそもアボカドと云えば、植物性の脂身が豊富な食材であり、果実なのに脂肪分が多く、別名「森のバター」と呼ばれることも納得なのである。脂肪分が豊富でありながら生活習慣病の原因とされる脂肪成分をほとんど含まず、脂肪成分のほとんどがDHAなどと同種の不飽和脂肪酸であり、普通に食するにはあまり気にする必要はない。しかも其のまったりとした食感やほのかな旨さなどが、鮮度豊かな刺身類にも比較されるくらいに日本人の味覚にマッチしている。こんなメニューならば自宅キッチンでも容易に出来るのであり、近く試そうと考えている。
村上春樹さんの新作「女のいない男たち」を読む(其の2)
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甘酸っぱい香りがぷんぷん漂う当書籍掌編小説のスタイルは村上春樹作品に特有のものではあるに違いないが、掌編集の中の「女のいない男たち」という作品に限ってみれば、春樹さん個人の肉声が詰まったあたかもエッセイのように語りかけてきたのだった。おいらにとっては不意打ちの如き想定外の驚きを伴って襲い来た体験ではあった。軽々とした物語を紡いでいる春樹ワールドとは異質の何か、小説世界のビジョンとはまた別種の世界観のようなものを訴えかけた作品のように受け止められていたのである。
そもそも本書籍にまとめられた作品を含む春樹さんの近作諸々に関しては、近い将来に春樹さんがノーベル文学賞を受賞し得るか否かの判断材料ともなる極めて重大な意味を持つ作品たちなのである。であるから尚更に、扱うテーマに関しては重大な要素を伴うものとなっている。誰かも知れぬ欧米出身のノーベル賞審査員たちの支持を得るものであるのか否かには否応にも関心を抱かずには居られないのだ。もしかしてこれらの春樹さんの近作が、軽佻浮薄な、浅薄至極な、或いはそれらに近しいという印象を与えてしまったならば、ノーベル文学賞候補作家としての春樹さんの評価をおとしめる材料にもなりかねないからである。そうなってしまったら身も蓋も無いと云うべきである。
「女のいない男たち」というタイトルに示されているように、近作にて春樹さんが追求しているテーマは「男と女」「恋愛」「性と愛」等々に収斂されていると思われる。此れ等のテーマ性がはたして、欧米出身の審査員たちの支持を取り付けることが出来るのか否か? いま此処にて発表される近作のテーマ性は、作家の評価に関してあたかも海中に沈まれつつ在る錨の如くに重くあり、評価を得る上でも甚大なものがある。
そんな村上春樹さんの近作における、まるでエッセイのようにも綴られた肉声に込められたものたちに対して、しつこくなるくらいに向かい合って検証してみたいと考えているのである。
(此の稿は続きます)
上州で美味い「けんちん蕎麦」を食した
村上春樹さんの新作「女のいない男たち」を読む(其の1)
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今月に発行されたばかりの村上春樹さんの新作本「女のいない男たち」を読んだ。久しぶりの短編集だと云うことである。地元の書店でもイチオシ的パフォーマンスを展開している。ハルキストの春がやってきたという光景が垣間見られている。
同書はテーマを同じくする6話が盛り込まれている連作集と云う体裁であり、なかの4話は「月刊文藝春秋」誌にて発表済みである。おいらは文藝春秋誌にて掲載された4話をすでに読了しており、其れ以外の2話については書店での立ち読みにて対応仕様と考えていた。村上春樹さんの本はどれもが好きであり、おいら自身がハルキストの末端を占めているのだという自覚もある。だが然しながら短編2話を読むのに1700円ばかりを支出するにはちょいとばかり深刻な、個人的な経済事情が関与していた。だが実際に同書を手に取り、書き下ろし作品としての新作「女のいない男たち」を読み進めるなり、其んな個人的経済事情を打ち破るくらいに、持っておきたい、購入したいと云う思いが満いつしたからの購入ではあった。
(此の稿は続きます)
XP終了で、Windows7対応のMARパソコンを購入
今月の9日からは「Windows XP」へのサポートが終了したのであり、おいらが使用しているXPパソコンを使い続けるべきか否かについて思案していた。XPパソコンは通常的に使用するならば現役のマシンとして使い続け得るものではある。然しながらサポート終了以後のXPは、セキュリティーにとって不十分であり、関係する他のユーザーに対しても迷惑を掛けてしまう可能性があるという。こんなにセキュリティーに関する脅しのようなメッセージを浴びてしまえば、早晩新マシンに移行することは既定の代物ではあった。おいらが今回購入したのは、所謂MARマシンである。専門店においては格安の値段で購入することができる。セキュリティーに関連するあれこれは不明だが、これからWin7マシンとして充分なパフォーマンスを期待するには充分ではある。
鮭の持ち味を活かした「サーモンのホイール焼き」を食した
マグロの赤身以上にフレッシュな味わいの初カツオ
春の味覚の代表としての「初カツオ」を味わった。その身の色は鮮度まばゆい赤色に占められている。魚の青味を内に含んだ赤味とでも云おうか。大きく切りさばかれたカツオの身は、フレッシュさみずみずしさ至極であり、春の食欲を謳歌させる食材にもってこいであった。
マグロよりも小ぶりではあるが上品な味わいであり、人間の健康生活に必須の成分であるところのEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)の含有量が多いと云うことが挙げられる。しかも季節の旬を味覚で味わいつつ季節を愉しめるのだからこのうえも無い食材だと云って良いだろう。
「目には青葉 山時鳥(ほととぎす)初松魚(かつお)」という山口素堂の有名な句に象徴されるように、「初ガツオ」といえば春を告げる味として有名だ。脂身濃厚なモドリカツオは、例えてみれば中トロのマグロではあるが、鮪の赤身以上のフレッシュさを味わうことができるのが、初カツオなのである。近頃では春というより も、現代では5月から6月にあたる、初夏に近い季節の味として広くいきわたっている。
焼きそばの為にだけあるような紅ショウガの味わい
晩餐の締めにて焼きそばを食した。添えられていたのが定番の「紅ショウガ」である。千切りにされたショウガを赤い色素に染めてひときわ鮮やかな添え物としての紅ショウガが出来上がる。比較的脂質が多い焼きそばの脂っぽさを中和させる作用がある。云わば焼きそばに紅ショウガとはベストパートナー。焼きそばに紅ショウガはよく似合うのである。
ショウガに接する機会と云えば、焼きそばの他にも寿司に添えられるガリがある。ガリの方が実際には色素や調味料を用いていないので、よりフレッシュな味わいだ。だがおいらは寿司のガリよりも焼きそば用の紅ショウガの方が好きなのだ。脂っぽい焼きそばとのコンビネーションに満足するからだろうか、或は別の理由があるのか知らぬが、此の紅ショウガを食べたくなったときに焼きそばを注文するというおいらの癖はこれからも継続して続いて行くのだろう。
本年も漸く庭のチューリップが花を咲かせた
昨日見つけたのだが、庭のチューリップが漸く花を咲かせていた。例年に比べると1週間以上は遅い開花である。
そもそも本年は50年ぶりだという大雪に見まわれており異常気象の寒気到来、全くと云って良いほど手入れもしないで放置していたチューリップが花咲かせることも無いだろうと、半ば諦めていたなかでの、思わぬ発見ではあつた。
実は一昨日の夕刻には、チューリップの蕾を発見していた。雨模様の日の夕暮れ時でもあり、甘露が乗った花弁の儚さにはじんわりと感じ入ったりしていたものではある。異常気候の日々を経て、一昨日には雨模様の中での寒気にも耐えて花を咲かせたチューリップはとても愛しく感じ入っていたことは云うまでもない。
注目してみるとまだまだ他にも開花を待つチューリップは我が家の庭を席巻していたのであり、これからの成長が益々に愉しみなのである。異常気象の年のチューリップの生命力には天晴れなのではある。
武蔵小山「牛太郎」の看板メニュー「とんちゃん」を食する
渋谷界隈へと外出し用を足した帰りに足を伸ばし、東急目黒線武蔵小山駅近くの「牛太郎」を訪れた。店の扉を開くと土曜の休日だというのに席を待つ人々の集団に遭遇することとなっていた。滅多に見ることのなかった満席状態である。店内のカウンター席に陣取って待つこと30分以上、漸く席が開いて、お目当ての酒の肴を注文することとなった。
先ず注文したのが同店の看板メニューこと「とんちゃん」である。メニューの名前はおちゃらけているが、味のほうは決しておちゃらけている訳ではない。ガツをはじめとする数種類のモツを味噌や生姜に漬けてそれを焼いて提供される品物であり、口にして逸品の味わいである。煮込みのモツより食感が強くてしかも味噌仕立ての味わいが濃いのであるから、おいらを含めて呑兵衛たち好みの、極めて個性派のモツ料理であることは明らかである。あまり訪れることのなかった東京都南部の名店の味は期待に違うことないものであった。
モツ以外のメニューについても、メニューの数は多くないが、おいらが注文したポテトサラダをはじめ、東京近郊の居酒屋メニユーの基本を踏襲しており、酒が進むことこのうえないのではある。
愛用のウルトラブックが容易に収納出来るキャリングポーチ
おいらが外出するとき、特に外泊を要するときに忘れることが出来ないツールの一つがウルトラブックだ。おいらが現在愛用しているのが「ZENBOOK」という機種なのだが、此れが実際、おいらが数年前に購入して以来、有したウルトラブック史上の最高の代物なのである。
何よりも先ずはCore i5のプロセッサーを搭載しているのでパフォーマンスに不満が無く、そして堅牢性に優れている。ASUS社のHPによれば、堅牢性を確保するためにアルミ板1枚から形成されるユニボディを採用しているらしい。実際にこれまでおいらが外出先でZENBOOKを使用している際に、トラブルは無かった。他の機種では有り得なかったメリットではある。
然しながら此れら二つのメリットを有しながらも、サイズ的には少々大きいのが難点なのだった。簡単に云うならばB5に収まらないのだ。B5の上のサイズA4でスムーズに収納出来て持ち運びが良いバッグを欲していたのだ。
そんなところで偶然にも思いがけなく手にしたのが、A4のウルトラブックパソコンが収納出来て、とても軽くて、バッグインバッグにもなり、ショルダーベルトにも対応する、キャリングポーチだ。近場の外出にはショルダーベルトを掛けて持ち運び、遠出の外出や旅行にはバッグインバッグとしても重宝出来るのだ。おいらのウルトラブックとのベストパートナーと云えるのだろう。