おいらがまだ多感な時代、この1冊に出逢ってまさに震えていたことを想い出す。何か魂を震撼させるに足るオーラが、書籍の後ろから立ち上ってくるのを感じていた。「逍遥游記」(朝日新聞社)から立ち昇るかの巨大な視野から発せられるオーラが、おいらの心の中を射抜くようにして聳え立っていた。
前にも後にもこの体験に勝る写真との邂逅は無かったといってよい。太宰さんの小説文学とはまた異質なものであった。どうしてこんな写真が撮れるのだろう? おいらの疑問は解明されること無く現在も続いているのである。じゃんじゃんっと。
音楽業界でインドに凝った有名人と言えばジョージ・ハリスンが有名です。
がしかし音楽業界のコアな部分に突入するには、イスラム教圏に入るのが定石です。アラビア音階を追及する。
この流れをつくったのが
ストーンズを辞めたブライアン・ジョーンズです。ストーンズの楽屋を訪問しても、
ブライアンだけは他のメンバーと違うオーラがあって、この人が威張ってるときが
本当の全盛だった。
日本だと赤松アイ(ジ・オックス)と
ムッシュかまやつが和製ブライアン・ジョーンズ。
ホリエもんはミック・ジャガーTシャツ着て偉そうな顔してますが、ミック・ジャガーが1000年努力してもブライアンには勝てない。人間が神になれないように。
教授(坂本龍一)がやってることって
ブライアン・ジョーンズの鍵盤プレーを劣化させただけであってどうしようもない。
ブライアン・ジョーンズ→赤松アイ→坂本龍一(劣化)
→北村昌士→小室哲哉(劣化)
坂本龍一「当時、流行ったグループサウンズはまったく興味がなかった」
かまやつひろし「テクノポップは悪魔の音楽、理解できない」
ところでジョージ・ハリスンに話を戻すと
バングラデシュ(東パキスタン)で
チャリティコンサートをディランとやってるので、ジョージ・ハリスンもイスラム音階に
入門していたんですね。初心者コースかな。
ブライアン・ジョーンズはスリランカの
アーサーCクラークの自宅に遊びに
行ったことがあります。「2001年宇宙の旅」と思想について語りあったか。
高田渡ジュニア君は
坂本龍一のバンドに入って
必死みたいですが(爆)
ブライアン・ジョーンズの
ストーンズ時代の演奏で
これはすごい・・といえるのは
CD「アフターマス」
(第3次世界大戦の余波)
・・水の上を歩けるかい
このCDの中の1曲
「邪魔をするなよ」のスライドギターです。
これは柳ジョージが50年努力しても
弾けないレベルです。
遠藤賢司「どんなに努力してもブライアン・ジョーンズや、かまやつさんにはなれないからフォークでお茶を濁すことにした」