マックハンバーガーのコマーシャルでアボカドのメニューが流れていることもあり、アボカド希求の思いを強くしていた昨今、大田区内の居酒屋にて「アボカドサラダ」に遭遇し、一も二もなく注文してみたら、此れが意外性のもたらす美味さであった。あるようで未だお目にかかったことの無かったメニューでもあった。
そもそもアボカドと云えば、植物性の脂身が豊富な食材であり、果実なのに脂肪分が多く、別名「森のバター」と呼ばれることも納得なのである。脂肪分が豊富でありながら生活習慣病の原因とされる脂肪成分をほとんど含まず、脂肪成分のほとんどがDHAなどと同種の不飽和脂肪酸であり、普通に食するにはあまり気にする必要はない。しかも其のまったりとした食感やほのかな旨さなどが、鮮度豊かな刺身類にも比較されるくらいに日本人の味覚にマッチしている。こんなメニューならば自宅キッチンでも容易に出来るのであり、近く試そうと考えている。