焼き鳥の部位には様々ある。今日は鶏肉の稀少部位「せせり」を焼き鳥で食したのだった。ねぎ間、手羽先、といったオーソドックスな部位にも負けず劣らずの味わいではある。上の写真の手前にあるものがせせりである。
此の「せせり」とはそもそも鶏の首の剥き身であり、一羽からわずかしか取れない希少な部位だという。ネック、あるいはそろばんなどとも呼ばれる。鶏の首まわりの部所であることからもっとも運動量が多いのであり、それかあらぬか様々にある焼き鳥の具としても此のせせりが最適だという意見も多いのである。これまでなかなかこの部位にはありつけなかったからか、最近は地元焼き鳥店を訪れるたびにしばしば注文してしまうのである。