冬本番を前にして、静岡風「黒おでん」にほっこり

kurooden01

冬本番を前にして、静岡風「黒おでん」に食する機会がもてたのだった。静岡のおでんと云えば「黒おでん」が定番。黒おでんの特徴は、牛筋でとった出汁に黒醤油のスープである。黒々として脂もギトギトしていることからしつこいのかと思われがちだが、決してそうではない。定番的おでん種の大根をはじめとして黒い出汁に煮込まれたおでんは想像以上にほっこりと味わい深いである。

関東風のおでんよりもこくがありしかもあっさりと胃袋に染み渡る。今や静岡を訪れる機会はほとんど無くなったが、昨今では都内にもこうした静岡風おでんを提供する店舗があるので、これからの冬の季節には屢々通いたいスポットとなっている。

黒おでんに欠かせない具が「黒はんぺん」であり、此れもおいらが黒おでんを求める一つのアイテムである。ちょうど良いかたさの歯触りや魚介の風味が虜にさせるに充分なのだ。