秋の季節の乱れ頃かと思われる本日、降ったり止んだりの雨模様の間の、一瞬の雨上がりの空には天然の虹が掛かっていたのを発見し、しばしの間見とれていたのだった。
眺めていた虹はと云えば虹色と云われる7色の光彩が弧を描いており、得も云えぬ光景だった。都会の空に見た虹は十年以上なかったことなのである。
虹を見た想い出としてはっきりしていたのは、かつて「いのちの祭り」が開催されていた長野県大町地区でのものだった。調べてみたら2000年8月の開催だったから、13年以上昔のことになる。
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雨模様だったその日の、一瞬の間に現れた日の光に照らされるかのように、奇麗な虹が掛かっていた。天空から地上への架け橋にも見えていたものである。
たまには東京という大都会にも、天空から大地への架け橋の様な一筋の虹がかかる。ささやかでひそやかな願いを込めて虹を見ていた。