先日当ブログでも予告編として紹介したが、青梅にて「かわいいモノと小さな芸術祭 Beyond Art ~自然とエナジー~」展が開催されている。
八王子市内「木馬工房」の阿山隆之さんも出展するというので、おいらも期待をふくらませて同会場へ訪れていた。
阿山さんの作品が展示されているのは「さくらファクトリー」は、3箇所ある会場の一番奥に位置していて、ノコギリ屋根が特長だ。とても渋い年季の入った木造建築の構内に足を踏み入れると、高崎だるまが導くアクションペインティング風作品のブースに目を奪われる。
さらに足を運ぶと、田島征三さんの展示コーナーへと行き着いた。「流れるいのちの河」という巨大な作品は、手漉き和紙にヤマザクラの実が散りばめられていて、巨大ないのちの河としてのイメージとともに加えて、自然の営みの美しさ、きらびやかさなどを主張していた様だった。
いよいよ歩を進めると、隣が阿山隆之さんのブースである。記憶に強烈に染み付いている「水牛ととり」にとても懐かしさを感じる。初めて阿山作品に接したのが、八王子市夢美術館「夢美エンナーレ」展での受賞作品としてのこの「水牛ととり」であったのだ。
http://www.midori-kikaku.com/blog/?p=3543
新作であろう作品も多数展示されていた。中でも「メダカの学校」という作品は、メダカらしからぬ夫々の魚たちの泳ぎ踊りまわる姿が個性的で微笑ましくもあり、作品を前にして立ち尽くしていたのである。
■かわいいモノと小さな芸術祭 Beyond Art ~自然とエナジー~ 会場:東京都青梅市西分町3-127 日時:9月21日(土)~10月6日(日)
http://www.beyond-art.jp/about.html
3箇所ある会場の一つの「繭蔵」は最後に訪れたのだが、2階が同展示会関連グッズの販売所、1階がレストランとなっていて、美味しいコーヒーをすすりつつ心地よい散歩の休息の時間を過ごしていた。