先日の下落合記念館巡りの後にはと云えば、多少の脇道巡りを兼ねて京王新宿線野方にて途中下車。「秋元屋」で一献傾けていたのだった。
休日の店オープンの4時前に着いたら、同店の前には数十人の行列を目にしてしまった。此処で並ぶのもおいらは好きではなくて、野方駅周辺界隈を散策して時間をつぶしていたのだ。
オープンの時間に合わせて同店にむかってみたら、まだ店内に入れない客がいて些か興醒めに感じてもいたのである。
「秋元屋」の売りである豚肉のホルモンは鮮度が抜群で生きが良くて、種類も豊富であり、ここでしか食べられない部位もあるので、地元の呑兵衛をはじめとして絶大なる支持をはくしているようである。
その日は豚のモツ焼きをすべてタレ味で注文した。チレとかその他の希少な部位があり時間もかなりかかっていた。やっとカウンターに並べられていたモツ焼きは、口にすれば毎度ながらに美味ではあった。だがしかし、モツを食らうためにこんなに集まる呑兵衛どもと騒がしい時間を費やすことには、なんだか情けなくもあった。散歩の途中でモツ焼き屋に立ち寄ることはよくあるが、漫然として呑み屋で呑兵衛たちとの時間をついやすことに関しては避けるべき的の選択だと感じていたのだった。
■秋元屋
東京都中野区野方5-28-3
http://tabelog.com/tokyo/A1321/A132104/13006667/