豚の肝臓をステーキ風に焼いた「レバテキ」という不思議なメニュー

rebateki01

豚の肝臓をステーキ風に焼いた「レバテキ」という、ある種不思議なメニューにありついていたのである。東京都台東区内御徒町界隈の居酒屋「佐原屋」にてそのメニューが提供されている。

豚の肝臓(レバー)を大降りにカットして、それをフライパンの火に炙って、ほぼ完成する。シンプルかつエコロジー極まる。そのメニューは、我が国にてはありそうで無かったという不思議な、しかもありうべきメニューとして評価したいと思ったのである。

豚のレバーは、こと牛のレバーに比べて、あまり我が国の食卓に上ることが少ないのかもしれない。だが栄養素的に牛レバーに劣っていることはゅう少ないので、豚のレバーはビタミンB群の補給のめんからも、至極有効な食材である。

牛肉至上主義的な肉市場の常識をとっぱらって、豚肉のレバー、あるいは豚の内臓類については、もっともっと珍重してよいメニューなのである。