冬の極寒を経てふきのとうが芽吹いている。この時季のふきのとうの料理に出会うのことは即ち、春の季節の訪れを実感するのに等しいのである。本日は偶然にも「ふきのとうの天ぷら」の滋味に遭遇したのであり、その独特の苦味とえぐみが 、今年もまた春の訪れを実感させる手助けをしてくれていた。
ふきのとうを採取するにはこつがあり、けっして素人が簡単にものにできる代物ではない。そもそもふきのとうが地上に顔をだすことは極めて稀である。茎は地上には伸びず、地中で地下茎となり横に伸びる。のであるから、地下に眠っている時間がいかに長くて重要であることを指し示しているのである。
早春に葉の伸出より先に花茎が伸び出す。これをふきのとうと呼んでいる。個性が極めて豊かかな植物であり、人間の食用としても重用されている。これから春の季節にかけての季節、ふきのとうは要チェックであり、超々的ゲットしたい食材であるということなのである。