「EU」のノーベル平和賞受賞を嗤う

山中伸弥京都大学教授の「ノーベル医学・生理学賞」は日本人に大きな喜びを与えたが、今年の「ノーベル平和賞」がEUに与えられたというニュースには、衝撃的な不条理の事象として受け取ってしまったのだ。

http://japanese.ruvr.ru/2012_10_14/91167341/

―――以下引用
13日チェコのバツラフ・クラウス大統領は、2012年度のノーベル平和賞にEUが選ばれたことについて「悲劇的な誤りだと思う」とコメントした。

また大統領は、次のように述べている―

「ノーベル賞は常に、特定の人物の具体的な活動に対し授与されてきた。組織体に対し、それもおまけに官僚組織体に対し授与するとは,この賞の価値を失わせるものだ。そうしたものをあえて誰かが受け取るのかどうか、私には分からない。」

クラウス大統領は、公然とEU懐疑論を展開する政治家として知られており、国家を超えたEUの権限拡大からチェコの主権を守るべきだとの発言を定期的にしている。

オスロでの平和賞受賞者発表の際、ノルウェー・ノーベル賞委員会のヤーグラン委員長は、授賞理由として、EUが平和及び紛争の平和的調整、民主主義と人権擁護を目指す戦いを成功裏に進めてきた業績を挙げている。
―――引用終了