本日は「のどじまん ザ!ワールド」という歌番組があり、思わず知らずに引き込まれてしまっていたのであった。
外国人が日本の曲を歌って点数を競うという番組であり、誰もが知っているヒット曲やマイナーだが懐かしく口ずさむ曲などを、日本人以上の歌唱力にて披露していた。オリジナル歌手の歌唱を超えた歌声は数多あり、やはり毛唐、おっとっと失礼、外国人の中でも特にアングロサクソンや黒人歌手の歌唱力には脱帽の一言しかなかったのである。
日本人とはDNAが異なるアングロサクソンや黒人たちは、やはり端倪すべからざるものをもっていたということを思い知ったのではある。かねてよりのアングロサクソンや黒人への倦厭の思いは払拭されたのではある。
ちなみに優勝したのはアメリカ人ことニコラスの「TSUNAMI」であった。
ご存知サザンオールスターズの名曲だが、最近は東北地方の津波との連想をさせているとかで、ひどく評判が良くないようなのである、というのか誹謗中傷が渦巻いているのである。名曲「TSUNAMI」と東北大震災の津波とをいっしょくたにするかの感性は、まるで馬鹿げているのだが、そうした冷静な評価は隅に押しやっていられている。いと残念ではある。
ニコラスの「TSUNAMI」は歌唱力が抜群であったのみならずに、この歌詞の日本語的わびさびの理解度においても抜群であった。我が国の歌謡曲を代表する曲だけに、外国人から評価されたようでもあり、うれしい気持ちではある。