ネバネバ食材の新顔「モロヘイヤ」で夏バテ予防

夏バテ予防に効果的な食材と云えば、オクラや納豆等のネバネバ食材が挙げられる。ここへきてネバネバ食材としての存在感を増しているのが「モロヘイヤ」であり、いつの間にやら日本の食環境の一環を占めるに至っている。

其の鮮やかな緑色が、豊富なベータカロチン含有を示しており、その他、活性酵素の働きを抑える抗酸化成分のクロロゲン酸やケルセチンなどのポリフェノールが豊富に含まれている。

原産地はインドやエジプトと云った諸説があり、兎も角も熱帯地方から伝来した品種である。それが亜熱帯化した我が国において定着しているのは、所謂一つの必然と云えるのかもしれない。

ミキサーで撹拌してスープにしたり、味噌汁にしたりと、その調理法もさまざまであるが、やはり一番シンプルでネバネバ感を味わえるのがお浸しなのであり、この料理に接することが多いのは所謂一つの道理なのだろう。