連日の猛暑日である。こんな日の夕飯は、冷たいホッピーをぐいっといきたいところである。
じつはぐいっと冷たいホッピーを味わうには、「シャリキンホッピー」という手があったのである。先日はそんな猛暑の折に、「シャリキンホッピー」にありつくことができたのだった。
シャキシャキのカキ氷の中身はといえば全くの焼酎であり、焼酎のカキ氷かきごおりというのが正確な表現である。
中野区内の某居酒屋店にて味わった「シャリキンホッピー」は、猛暑に打ちのめされていたおいらの体からハートから、とても癒してくれたことは間違いなくて、またその後の帰宅の道すがらにおいては、先験的な唱導的なことを行ってくれていた。
もはや酔っ払ってしまっては関係ないのかも知れないが、酔っ払い親父の悪しき行いとやらを大目に見てくれるような作用がホッピーのなかんずく「シャリキン」には存在するのかも知れぬと思いつつ、しとどに酔っ払って帰路に就く自分があったのである。