思い掛けなく出合った下町浅草の「鯨の赤肉刺し」に舌鼓なのであった

上の写真は牛肉ではなく鯨肉である。

鯨肉というものは希少品であり、千葉県房総半島南端の一部地域でしか食べられないものだとばかり考えていたが、某下町の居酒屋にて食することが出来たのであり、ここに報告しておきます。

予め断っておくが、専門店が浅草に在ることは知り得ていたが、其処とは別の店ではある。其の店は決して高級店ではなく、メインストリートの路地を入った処にある普通の店構えの店舗であった。

注文して出てきたのは(上の写真参照)、見るからに赤身肉の相貌をたたえており、まるで高級牛肉の赤身かとも惑うくらいである。鯨肉は哺乳類の肉類に分類されるのであるからして、その相貌が牛肉に類似したとしても驚くには当らないのだが、それでも一等品の肉質であることが見て取れたのである。