秋の味覚の代表であるきのこを色々買い求めて、それを土鍋のご飯にして炊いたらばとても秋深き味覚を味わうこととなったのでありました。
舞茸、シメジ、椎茸、等々。理想としてはここに「ヒラタケ」が欲しいところであるが、ヒラタケの生産地は福島県内がほぼ独占的に占められているのであり、やはりと云うのかここでも原発事故の放射能汚染の悪影響が、不自然な食生活の原因となって立ちはだかっているのだ。
改めて東電原発事故の影響度の深さを認めざるを得ないのである。福島県内のみならず、何バ百万人もの人々の生活を蹂躙しつつある東電並びに電力関係者の罪の深さを示しておきたい。東電は頑張っている等々の欺瞞的報道も、あるいは個人的主張も垣間みるが、そんな愚かじみた声には惑わされることの無いように気をつけていきたいものである。
数種類のきのことともに、鶏のもも肉をカットして具材にした。鶏の繊細な脂身がキノコにも程よく染み入って、奥深い味わいの土鍋ご飯が出来上がったのだった。