暑い夏への清涼材となるユニークなトマトのメニュー

夏とくれば「トマト」が食材の主役になる。旬には旬の食材を味わうのがスローフード、スローライフの基本なのだ。トマトはこの季節に欠かせない。

我が国には未だにトマト料理が不足していると感じているおいらだが、この季節の世の中のメニューに目を見張らせていれば、いろいろトマトを使ったメニューが飛び込んできたのだ。

■トマトの串焼き

主にミニトマトを串に刺して炭火などで焼くというシンプルなスタイルながら、味の方は折り紙付であり、外れはほぼ無い。炭火で熱するだけで、酸っぱい刺激のトマトが甘味を帯びてくる。その点だけでも特別な調理メニューの資格を持つ。よく「ベーコン巻き」「豚肉巻き」等にして提供されるが、トマトだけでも立派な逸品料理だ。

■トマトカレー


小さかった頃は、トマトの入った甘いカレーのことを「ハヤシライス」と云うのかと勘違いしていたが、トマトのカレーを目にするようになったのは、そう遠くない最近のことの様に思える。夏になればカレー専門店などではよく見かけるメニューとなっている。カレーの色も赤みが増して食欲も増すという具合である。夏には涼しく酸っぱくホットなカレーで夏バテ解消できることを知った。

■トマト餃子

餃子の具にはトマトとチーズが練り込まれている。皮にも赤みがかかっていてトマト風味だ。醤油やラー油、酢等を付けずにそのままいただく。欧風中華料理といった風味が漂うメニューである。