貧血対策で「チレ(脾臓)」の串焼きをいただいたのだ

先日の健康診断にておいらの血液は赤血球異常という様相なのだそうだ。貧血とはこれまでに馴染みがなかったとはいえ、心当たりは無くも無かったが、やはり検査結果を突きつけられると動揺が走ってしまうものなのか。

今宵は武蔵小金井の行きつけの「百薬の長」にて一献傾けつつ、「チレ(脾臓)」の串焼きなどを頬張って、貧血対策を行っていたという訳なのである。
串焼きにする「ヒレ」とはとても希少な部位であり、即ち「脾臓」のことを指している。店内に貼られた効用書き的案内文によれば「血液増進 栄養保存効果的」とある。まさしく今のおいらの症状改善にぴたりの効能を示しているのだ。

炭火で焼かれているのに関わらず、出されたチレの串焼きには赤い血飛沫ともいうべき生々しい鮮血が目に入ってきた。これは身体に良いだろうと、おいらは迷うことなく口に運んでいたのだった。生々しい血の味は苦かったがそれほどに嫌味も無く口にすることができたのだった。

レバーでは物足りないと感じた時には、これからは「チレ」にありついてみたいと思うのであった。