福島、宮城、岩手を通り越して、東北の青森に来ている。
東北地方はまさに心の故郷であり、何度も足を運んでいるが、今年は大震災後という特別な状況もありなかなか例年通りの観光旅行、慰安旅行の気分にはならなかったが、かといって東北が遠く感じてしまいつつあるのをそのままやり過ごすこともままならずに、とにかく行ってみようと新幹線に飛び乗っていたのである。
初めて降車した「新青森」の駅舎はモダンでありつつ、青森の風景に馴染んでいた。少し前までこの場所の駅舎が無人駅だったということを聞きつつ、新しい玄関口が開かれたことを嬉しく感じた。「青森駅」とはまた違った展開をこれから見せてくれていくことになるのだろう。
さて最初に訪れたのは「棟方志功記念館」だった。棟方志功さんの作品には、都内や青森県内の様々な場所で接することはあったが、一堂に会して鑑賞するという体験はなかったように思う。大変尊敬しているアーティストに対しては、些か礼儀を欠いていたと、改めて思った。
現在の企画展は「躍動する生命 棟方志功の眼」と題して開催されている。今のネット環境の悪いここでその詳細を記すのは困難なので、内容その他については帰京してから改めてまとめたいと思っているところだ。
棟方志功、私も大変尊敬するアーティストです。
「美の巨人たち」で彼の彫ってる姿をみて、
衝撃をうけました。
左目がほとんど見えなかったと言うほど近眼の彼は、
まさに、顔を木板にくっつけんばかりの勢いで、
一気に彫って行く、、、。
その、ものすごい気迫と言ったら、、、
一度見ると忘れられません。
いつか私も訪れてみたいと思っていた「棟方志功記念館」、
詳細レポート楽しみにしています。
mimiさん、こんにちは。
mimiさんも棟方さんがすきでしたか。今日も青森県立美術館で、棟方さんの巨大な作品に圧倒されました。「板画(いたが)」と称した彼の作品世界は、独特な存在感がありますね。あとでまた、棟方志功の板画世界についてレポートしたいと思っています。