和風ハンバーグのような「巨大つくね」に感激

行き付けの中華食堂の、日本人の経営による料理店に行ってみたところ、やはり中国人はとっとと帰国の便についていたようなのである。余程、地震や放射能に弱いのであろう。

日本政府をはじめとしての公式情報ではない色々の情報が行き交っていることなのであろうと想像される。こんな時こそ、日本人の日本人による正しい情報の遣り取りが求められている。

本日訪れた行き付けの店では、大震災以来中国人従業員の多くが帰国してしまっていて大変なのだと語っていた。

そこで食した新メニューが「大つくね」だった。まるで欧州料理における「ハンバーグ」のような風貌である。だが少し違っていた。姿形の違いだけではない。その違いは、西欧料理の主役でもある肉料理を日本的に味付け調理したというこん跡が認められていたということからのものである。

材料は酷似しているが、食材に対しての調理法はかなりの事柄を異にしていた。確かにどちらも美味いのではあるが、日本の食材とその調理法にてその旨味をアピールする方法がとても新しいことなのであった。和食の概念を一新したと云ってもよい。