地元居酒屋の「ままかり」で一献傾けたのです

先の週末から今日までにかけて障害となる「計画停電」はほとんど実施されず、関東圏居住者は平常な生活を取り戻した様にも思われる。東北地方で被災した人たちには申し訳ないが、これが復旧、復興の第一歩となることを願うばかりである。

大震災の直後からは店仕舞い、国外逃亡をしたかに思われていた、中国人の経営による中華料理店にも明りが灯り始めている。「節電営業中」等々の貼り紙を貼って通常営業の一歩を始めたというところだろう。

放射能が恐くなって帰国した中国人も多いと聞くが、とりあえずは原発関連ニュースで収束の方向だととの情報を得て、国外逃亡を回避したのかもしれない。

さてこんな今宵は、地元の居酒屋で久々に一献を傾けていた。そして美味しい「ままかり」のつまみなど食していたので報告しておきたい。

「ままかり」というのは小さな青魚を酢漬けにしたものである。ニシン科の魚で「サッパ」と呼ばれる魚が原料とされている。「まま(ごはん)にあやかりたい」ということから命名されたというのが一般的な説だが、定かだとは云えないようだ。

しかしながらに確かにご飯が食べたくなったのである。ご飯を注文、オーダーすることは、通常の居酒屋ではご法度の様でもあり、今回は控えていたのである。

がしかしながら機会があれば自宅ででも何処でもだが、「ままかりご飯」を味わいたい、食したい。そんな思いを強くしたのでありました。