帰宅途中に銭湯「福の湯」の看板を見つけて、ひと風呂浴びて帰ってきたのでした。その「福の湯」では大浴場の隣に「コーヒー風呂」というコーヒー色した浴槽があり、試しに入ってみたところ、いたく感動したわけなのです。
小さな浴槽で漢方湯をはじめとした様々な湯船に入ってきたが、コーヒー湯というのは初めてだった。湯船の前にある説明書きには、
「カフェインとテアニンが皮膚を引き締め、美肌がどうの…」
云々といった効用書きがあった。しかも
「コーヒーの芳醇な香りが気分をリフレッシュして…」
云々とまであっては、入って温まらない手はなかったのである。
コーヒーが果たして美肌に効果があるとは思えないが、何よりも香りを愉しめた。インスタントコーヒーを浴槽にばら撒いたのではなくて、確かにコーヒー豆の入った麻袋が浴槽の片隅に添え付けられていたのである。それを手にしたときのおいらには、淡いコーヒーの香りが漂っていた。
現在、自宅の風呂釜の調子が悪く、外で風呂を浴びる生活が続いている。健康ランド等の入浴施設を利用することが多いが、本日改めて、銭湯の良さを実感したのだ。
本日これから、「銭湯散歩」というテーマを、当ブログに加えていきたいと考えたのでありました。