プラモデル作りに苦戦中なり

シャッターのバネの調子がおかしいのです。

シャッターのバネの調子がおかしいのです。

学研の「大人の科学」という雑誌に「二眼レフカメラ」のおまけがついていたので、ふろくにつられて買ってしまった。ふろくつきで2500円、決して高い買い物ではない。プラスチック製とはいえちゃんと35ミリフィルムを使えて撮影可能という代物だ。

けれどその後がいけない。少年の頃にはプラモデルを組み立てるのは得意で、友人に見せびらかしたりもしていたものだが、昔とった杵柄が、云十年もたっておいそれと通用するはずもなく、悪戦苦闘なのである。

肝心のシャッターの組み立てがうまくいかない。子供の頃の器用さがウソの様にてこずっている。本当に使えるカメラはできるのだろうか? もし幸いにも組み立てが成功した日には、自作カメラを持って撮影日記などつけたいものだが、一向にその日はやって来そうにないのだ。