スーパーで見栄えのする豚の肩ロース肉を発見。早速買い込んできて、叉焼づくりにチャレンジしたのでした。
そもそもラーメン用の具材として売られている出来合いの叉焼は、どれもが甘辛の濃い味付けばかりが口にたまってしまい、好みではなかった。ラーメンの具にするのは叉焼ではなく、しばしばハムを使っていたものなのだ。だから自家製の叉焼づくりには極力、甘辛さを抑えたものにしたかった。塩、醤油、砂糖は最小限にして、代わりに、八角、シナモン、生姜、葱、等々を多めに投入し、1時間ばかりじっくり煮込んだ。常温で時間をかけて冷ませば完成である。
厚めにカットして口に頬張る。八角、シナモンの香りが出来合いのものには無いくらいに、実に刺激的に広がってきた。白髪葱を挟んで、わさびを少々乗せて味わえば、また新しい刺激が口腔を満たしてくる。予想していた以上にオリジナルな叉焼に満足なのでした。
これで3杯分くらいはラーメンの具にも使える。保存食にもなるのであり、これからもちょくちょく作っていきたいメニューなのでありました。