毎年この時期になると恒例の、多摩美術大学芸術祭を2年ぶりに訪問したのです。
我が国の「画壇」等とも呼ばれ老害が蔓延る美術業界には、些かの興味関心も持たないおいらであるが、このような美大生の作品発表展示会にはついついと足を運びたくなる。
アートは創造の印であり、日々の日常的に接しているべきものである。絵画を描いたり、工芸作品を造ったりという行為は極めて日常的な営為であるのであり、誰もに開かれているべきなのだ。
所謂「自己テキストの時代」における「自己表出」は、身近な場所にこそ存在している。これから先も「デザインフェスタ(11/6,7 東京ビックサイト)」や「アートムーチョ(11/13,14 八王子北口西放射線ユーロード)」等々のアートイベントが予定されており楽しみだ。