一見まがもの、食べて納得の一品

地元居酒屋で、またまた見つけた一品である。

真っ黒に化粧された、その名も「ばくだん」

真っ黒に化粧された、その名も「ばくだん」

中を開けば、ピータンが丸ごとひとつ

中を開けば、ピータンが丸ごとひとつ

 

メニューには「ばくだん」とあった。真っ黒な揚げ物という説明書きとともに。黒いピータンが、真っ黒になって出てきた。いかもこってりと甘いたれに囲まれて出てきたのである。もともとあの臭みが好きだった「ピータン」だから、このようにアレンジされたらピータンらしくはない。極めて大衆的な発想の、創作料理である。