たった1000円でべろべろに酔えるというのがせんべろである。そうしたせんべろ居酒屋探検を遂行しているおいらであるが。中野の「極楽屋」のメニューが秀逸であったのでレポートしておこう。
豚足焼き(450円)
むちむちっとした食感を損なうことなく焼き上げた「豚足」は見事というしかない。しかもその皿には、3つの豚足のために、3枚の新聞紙が用意されて出てくる。焼いた豚足は脂っぽいから新聞紙で手を保護してください等といった、細やかなるおもてなしがナイスなのである。
いぶりがっこ(300円)
秋田の名物なり。いぶりがっこを秋田人にばかりに独占させておくのは不条理である。この「極楽屋」で提供されているいぶりがっこもまた、秋田の味覚を東京人への橋渡しをしているようであり、注文も途絶えることが無いようなのだ。お勧めである。