中華料理の「ピータン」を自宅で喰らう

中華料理の食材店にて、美味しそうな「ピータン」が出ていたので、購入して自宅で調理してみたのです。

卵の殻の周りにまとわり付いているのはいわゆる雑穀なのか、外面に付きまとっているあれやこれやの素材やらがいやにワイルドである。けれども気品がある。この気品が世界中の美食家たちの興趣をそそるのであろうと想えば、このピータンが持ち得ている外観も天晴である。これだけ味わい深い食材なのであるからして、外見上にもいわくが無いはずが無いのである。

生のままのピータンを、殻を取って食してみた。う~む。流石に気合が篭っている。食べようとするこちらの目線を気にするような佇まいなり。いっそのこと一遍に頬に放り込みたくなるような衝動にとらわれたのです。