日本一の銀座「鳩居堂前」の地価が急下落

先日発表された地価によれば、日本一とされる銀座の「鳩居堂前」が、4分の1もの下落を示していた。

この「鳩居堂前」は銀座5丁目にあり、よく云われる日本一の繁華街「銀座4丁目」ではない。「銀座4丁目」には、三越百貨店、和光という、銀座のシンボルとなる拠点が存在しているのに、いつも路線価ナンバー1が「鳩居堂前」というのが、以前から不可解であった。日本一の通りを歩けばいとも素っ気無い。何も無い歩道を歩いているという印象しか持てないのである。

ちなみに銀座5丁目の「鳩居堂」とは、文具や香を扱う専門店である。和文具のほかに中国の輸入品も扱っているので、特別に日本を象徴しているという訳でもない。かつて同社社長が飛び降り自殺したビルとしても(おいらは特に記憶に無いが)有名なのだという。ナンバー1には何かしら曰くが有りということなのか。