「TOKYO大衆酒場」はせいぜい50点の出来栄え

最近は「せんべろ」酒場がブームとみえて、安くて美味い居酒屋の雑誌類がそこかしこに飛び交っている。そのどれもが信じるに足りるものとは云い難く、やはりおいらの足と目と舌と鼻と、その他諸々のフィルターを介した当「みどり企画のブログ」のレポートは、それら玉石混交なるマスゴミ情報とは一線を画するものであるとの矜持を抱きつつ、レポートを続けているのである。そんなこんなから今日は特に目に付いたコンビニ雑誌「TOKYO大衆酒場」について述べていこう。

この雑誌のつたないところのNo.1は、「TOKYO大衆酒場」と書名で銘打っていながら、都下の武蔵野、多摩地区の名店をごっそりとお払い箱にしたことである。吉祥寺の名店「いせや」やハーモニカ横町の酒場などが全てスルーされているのだから、ぜんぜん論外なのである。

「TOKYO大衆酒場」という書名にはまるで相応しくない内容であることを特別に問題にしなければならない。もしも仮にであるがおいらが、この雑誌編集長を務めていたならば、こうした愚挙は犯さなかったことは明らかである。否、そんなことを述べていこうというのではなく、もっともっと、武蔵野地区や多摩地区への心配りを今後は徹底していかねばならないと云うことなのである。

「TOKYO大衆酒場」はせいぜい50点の出来栄え」への2件のフィードバック

  1. この本に限らず、現在書店に並んでいるものの多くは、TOKYOと銘打っておきながら多摩地区の居酒屋についての取材がほとんどない(あっても、せいぜい吉祥寺の『いせや』止まり)ガイドブックばかりで、結局行きつけの居酒屋を探すのは、自分の舌頼みなのかと思っています。
    もっとも都内に通勤しているサラリーマンは、地元ではなく23区で飲むのが当たり前なので、ニーズが全くないのかもしれませんが。

  2. あおさん、こんばんは。
    あおさんも多摩の人なのでしょうか? もしそうだとしたら、おすすめのスポットなど紹介してください。やはり自分の足と舌と、それから信頼できる口コミが一番の頼りなのではないかと思うのです。

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