ツイッターで横尾忠則さんのツイートが注目を浴びている。先日mimiさんから教えてもらって、おいらもフォローしているのだが、パワフルでウイットに富んだツイート書き込み、なかなかいい味を出しているのである。
「人生なんて錯覚の連続だ。精神を錯覚し、肉体を錯覚し、才能を錯覚だ。人間はリアリティだけでは生きて行けない。にもかかわらず芸術のリアリティを求めようとする自分。それも錯覚だと思えば悲劇も起こらないだろう。」(by tadanoriyokoo 約7時間前のツイート)
横尾さんと云えば、最初にその名前を意識したのが、TVドラマ「時間ですよ」のオープニングに出ていた出演者たちのリアルな似顔絵作家としてである。当時思春期のおいらは、下町の銭湯を舞台にしたそのドラマを観るのがとても楽しみであった。浅田美代子などの人気女優が出演する人情ドラマであり、女性の入浴シーンが毎回登場するので思春期のおいらには刺激的でもあった。そこに強烈なインパクトで横尾さんのアートと遭遇したというわけなのである。
似顔絵作家と意識していたおいらは、その後の横尾さんの活躍には目を瞠ったものである。職人的に洗練されたアートの技法がいつの間にやら、別の次元の横尾ワールドへとワープしていたからである。いち早くCGも手がけていた横尾さんの作品をお借りして、雑誌「ほとけのいのち」の装丁をおいらが手掛けたことがあった。そう想っていたのだが、今その雑誌を探し出してページをめくると「表紙デザイン・イラスト 横尾忠則」とあった。横尾さんのデザインをもとにおいらがDTPのデータ処理を担当したというのが正しかったのだろう。友人の誰かが「横尾さんは、いっちゃっている」などと称したのを耳にしていた。「あの世」「神の世」「来世」等々のイメージを、横尾さんの作品から感じ取っていたのだろうが、おいらは「それとは違うな」と、しみじみ作品をながめるばかりであった。
横尾忠則さんの名前を目にして想うことはそればかりではない。特に高校の後輩で美術評論家の倉林靖氏の「岡本太郎と横尾忠則―モダンと反モダンの逆説 」のことが頭に残っておいらの情念をかきむしっているのだ。詳細は失念したので、この話題については後日改めて取り上げていきたい。
子供の頃から一番避けていること、ぼくたち世代が敬遠してることはビートルズである。
学級委員に当選して最初の仕事は、クラスでいじめに遭ってる目に病気を持ってる加藤(かとくそ)を励ますため、かとくその自宅のあるOKジュース工場内の2階のアパートを訪問して励ますことだった。親友契約をしてた大崎と、かとくそアパートの玄関を“がらっと”開けたとき、とてつもない異臭がした。これはひどい!目と鼻がやられる、私は2階にあがることを断念した。
かとくその目やにの原因はOKジュース工場の異臭だった。そのかとくそ推薦の番組が「時間ですよ昭和元年」だった。それ以来、時間ですよに悪い印象を持っていた。
それから33年後、「時間ですよ」パート2、パート3のDVDを偶然発見して、見たのだけど、意外と親が船越英二の演技に見入っていた。私は地元で銭湯に1回も入ったことないのですが、それでもこのドラマが持ってる独特のムードを理解することができた。
近所に昔、中京ボーリングセンターがあったのですが、そこの5階に松原智恵子が経営する喫茶店があったらしい。
★田辺昭知とザ・スパイダースも当然、ぼくたち世代は知っていても見ないようにしていたのだが、本当はかなり詳しかったりするので解説すると
井上順(和製ポール・マッカトニー)
井上孝之(和製ジョージ・ハリスン、名古屋芸術大学客員教授)
かまやつ(和製ブライアン・ジョーンズ)
大野克夫(和製ウェス・モンゴメリー)
堺正章(リンゴ追分)
・・リンゴ★スターと美空ひばりの代表曲、リンゴ追分をひっかけたギャグ
余談ですが6年間、一緒のクラスだった斎藤直樹君一族が経営する「梅の湯」がついに閉店になってしまった。中学のとき野球部で忙しい、直樹君の代わりに図書館に本を返却するの遅れてわるかったです。
スパイダースは私の15歳上の兄がシングル買ってました。フリフリ(日本語ヴァージョン)
いまケーブルで「ありがとう」放映しています。
世間体のいい下町ドラマ・・
「ありがとう」井上順出演
世間体の悪い下町ドラマ・・
「時間ですよ」堺出演
ドラマのTBSに関する話題でした。
横尾忠則がオープニングのイラストを描いていたのは『時間ですよ』ではなく、『寺内貫太郎一家』や『ムー』、『ムー一族』でしたね。 ..
ちょっと調べたのですが。
ドラマのTBS
TBS水曜劇場のこのシリーズ
①「時間ですよ」(白黒)
②「時間ですよ」(カラー1971)
③「時間ですよ」(カラー1973)
④寺内貫太郎一家
①から④にいくにしたがって
久世光彦とキキキリンの色が強くなってきます。
このシリーズのファンの間では
④より③、③より②、②より①
のほうが面白いという評判です。
つまり久世光彦の演出が少ない
一番最初の白黒を見てみたいのです。堺正章がまだザ・スパイダース時代で、ビートルズからポールが脱退する直前です。
「時間ですよ」は「ありがとう」を崩した内容のドラマです。
きききりんは、おばあさん役になる前のシャープな演技がけっこういいんです。(森繁の影響らしい)が、きききりん(当時はユウキチホ)は「時間ですよ」でたまに、おばあさんの扮装をして、プレ久世ワールドの実験をしています。
久世光彦の世界≒きききりんのお芝居って、ほぼ同義語ではないでしょうか。
余裕があったらもっと細かく分析してみたいです。
★寺内一家って久世のオーバープロデュース、今風に言うと、ベタなドラマであんまり好きじゃないけど、シノひろこの代わりに今陽子が出てるのが唯一の見どころです。名古屋代表としておさえておきたい。
まあ水曜劇場って、家族で見るドラマじゃなくて隠れてたまに見るドラマですね。
読売テレビ「カックラキン大放送」も、この流れですね。
ビートルズじゃなくて、
第2のビートルズ≒BCR世代だと、
ロッテ西本聖コーチを思い出します。沢村二世。二番煎じ世代。
西本聖の現役時代のプロフィールを読むと、レコード300枚以上、コレクションしていて、BCR、都はるみ、ベートーベンなどなんでも聞くって書いてあります。
西本聖と親密だったのがマリアン。
マリアン、井上順、石坂浩二が共演した宇宙人ドラマ見た人いますか。
BCRというとBCLも思い出します。
ひょっとしたらブログ主宰者のおっしゃってるのは、「時間ですよ昭和元年」かもしれませんね。このドラマは同じザ・スパイダースでも堺正章じゃなくてムッシュかまやつひろしが出てた番組みたいです。
ただ私たち世代だとGSというと
ザ・スパイダース、ザ・タイガースの関係者じゃなくてザ・ライオンズの作詞家であった子門真人であって世代が違うんですね。
ムッシュかまやつは、ストーンズを解雇されたブライアン・ジョーンズの影響を受けたギタリストです。私も30代前後になって、かまやつがミュージシャンだということに気がついた。