豊穣の里 秋編

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア M10号

おいらが棲む一体は、大地に囲まれた自然豊かな地域ではあり、我々人間たちの営みにもとても似合っており、大好きな土地なのであります。こんなことは再三述べていたことでもあり、今更ながらの想いもある中、ちょっぴりと思い立ったことがありました。それはこの土地柄は決して農業には適してはいないのであろうということ。農業は出来るが、大生産的な農業産業は出来ないのであろう。代わりに手近な山々に描かれる紅葉、あるいは小動物たちの成長に接することが出来るわけであり、此れこそが豊穣の里たる所以なのであります。