豊妖の里

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア P20号
某月某日、近隣の里山を散策していた時の、唯一無二的かつ強烈に感じた時間は、とても貴重な時間でありました。其れはまさに其処にしかない光景の支配する稀有なる時間であり、幾多の昆虫類や小動物、野生植物たちのフィールドであり、かつ我々人間にとっても唯一無二的に貴重なフィールドであったのです。そんな光景を描いたのが、今回の作品です。

バタフライ


キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F8号

旧作の「バタフライ」と題した作品を居間に飾ってみました。英語で「バタフライ」と呼ぶ蝶には、人間の死と復活の象徴とされており、その姿には死者の霊魂が宿るとされている。魂とその不死とを表す象徴でもあります。そんなバタフライ、蝶のイメージを幾度となく制作に取り入れてきたものです。その相貌が表する姿はまさしく無尽蔵であり、今後は益々、バタフライが登場していくことでしょう。

蝶の目はよく見えないけれど、きっと自由奔放な視界が開けているんだと思います。蝶のように舞いたい!!🤣

豊妖の里の調べ


キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F10号

里山シリーズの新作です。心身をリフレッシュするために、あるいは制作的インスピレーションを鍛えるためにも、里山の散策は欠かせない日課となったのです。豊かな実を宿してといった豊穣なイメージは薄れつつあり、今では妖かし半分、豊穣半分、妖かしくもあり豊かでもあり、どっちにつくことも出来かねるといった様相であります。