半夏生の会展

八王子「ギャラリー芙蓉」の「半夏生の会展」に参加しています。近作の20号作品を中心に出展しています。東京の八王子は、昨年まで20年近く住んでいたりして、特別な因縁がある土地なのです。最近はこの地との因縁を良き縁へと昇華させるべく、行き来しているところです。今回は八王子等の多摩地区を中心に活躍する実力派のベテラン作家たちとのグループ展であり、僕自身ワクワクの期待感を持って臨んでいるところです。八王子にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってご高覧ください。

■半夏生の会展
・会場:ギャラリー芙蓉   
 八王子市横山町18-19  
 TEL 042-623-9013
・会期:6月29日(木)~7月11日(火)   7/5(水)は休み  
 11:00~18:00(最終日は16:00)

先日は、およそ5年ぶりに訪れた八王子の居酒屋で、店主から「体が締まったね」と言われ、「毎日5キロ歩いているから健康的で…」などと少々悦に入った受け答えなどしていたのですが、歩くことの大切さを実感している昨今です。「晴耕雨読」ならぬ中途半端な「晴散策雨制作」の日常は、ちょっとずつ変化していて、自炊自足の腕はこの1年足らずにてアップしていると自認しているところであります。過去にお世話になった居酒屋の呑兵衛向けのメニューを参考にしながら、晩酌のメニューを開発することに精を出している毎日です。いつかオリジナルメニューのレシピなど、開陳出来たらなと思っているところです。

「妖かしの里」 キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F20号「妖かしシリーズ」として描き続けている作品の近作です。古代からの霊魂を伴って飛翔する妖獣をイメージして描きました。

「妖獣の森」 キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F20号人間たちにとってはいざ知らず、鳥や昆虫や狼など野生獣にとっては叫ぶことが欠かすことのできないコミュニケーション術に違いありません。今作はそんな妖獣たちの生態をモチーフに描きました。人間社会と隔絶されたかのような光景ではありますが、人類のいのちの連鎖にとっても相通じるものであると感じて描いているのです。