第85回 自由美術展

9月29日(水)から開催されている「第85回 自由美術展」に出展しました。初日の本日は久しぶりに電車を乗り継いで、都心六本木の会場「国立新美術館」へと向かったのです。多くの公募展と同様に昨年の「自由美術展」は、コロナ禍故での開催中止となり、今回が2年ぶりの開催となったのでした。

2年ぶりに歩いた六本木は、街並みの印象はあまり変わらないものの、人の歩みはどことなくよそよそしくて、距離をとりたがる。やはりコロナ禍故の、ソーシャルディスタンスへの意識が強いのであろうことが見てとれたのです。芸術の殿堂における同美術展もまた、例年の懇親会も今年は無くなり、淋しく、ひっそりと、といった雰囲気に包まれていたのでありました。かくいう僕自身もまた、展示会場をあとにしたのちは、大好きな都内の居酒屋巡りも自粛的にパスして、直帰することとなったのでした。コロナ禍から解放される日は、もう少し遠いのかもしれませんね。

■第85回 自由美術展
2021年9月29日(水)~10月11日(月)
休館日 10月5日(火)
午前10時~午後6時(入場締切午後5時30分迄)
会場:国立新美術館
東京都港区六本木7-22-2

「自由美術展」では、他の公募展に見られるような二段飾りをしないので、1点1点がよく鑑賞でき、とてもお勧めです。来年はコロナ禍が収束し、もっとにぎわった会場になるよう願っています。

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秋の調べ

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F4号

秋の音楽家・スズムシ君とコラボレーションして描いた作品です。先日描いたコオロギ君よりも、派手なオーバー・アクションが持ち味であり、高音の美声を響かせるので、モテ度調査に於いてもきっと上位にランキングされるに違いありません。虫の鳴き声を愛でる習慣は、なかなか欧米人には理解できない代物のようであります。これこそ、日本文化と音楽的感性が調和した代物であり、この季節にとても尊重すべきだと思うのです。

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This artwork was drawn in collaboration with autumn musician Suzumushi. It has a more flashy over-action than crickets, and it has a beautiful high-pitched voice, so it must be ranked high in the popularity survey.The custom of loving the sound of insects seems to be something that Westerners cannot easily understand. This is the harmony of Japanese culture and musical sensibility, and I think it should be respected very much in this season.

秋の調べ

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F4号

秋の音楽家・コオロギ君とコラボレーションして描いた作品です。秋になって、コオロギやスズムシが鳴く声を聴いていると、幼かったころの記憶が脳裏をかけめぐるのです。

その昔、上州前橋市内の我が家の庭には何種類もの昆虫が訪れていて、秋の夜長を楽しませてくれていたものでした。近頃はと云えば、夏には訪れていた蝶や蛾やトンボたちや蜂たちの姿が減って、コオロギ、スズムシたち秋本番の音楽系の虫たちはなかなか我が家には訪れてはくれません。郊外の公園やら、あまり手入れされていない古墳群の林やらを訪ねては、秋の調べに耳を澄ますのが、この季節の愉しみであります。

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This work was drawn in collaboration with the autumn musician cricket.
In the fall, when I listen to crickets and suzumushi crying, my childhood memories circulate in my mind.
A long time ago, many kinds of insects visited my garden in Maebashi City, Joshu, and they enjoyed the long autumn nights. Speaking of these days, the number of butterflies, moths, clouds, and bees that visited in the summer has decreased, and crickets, suzumushi, and other autumn-acting music insects do not easily come to our house.
The fun of the season is to visit the parks in the suburbs and the forests of the burial mounds, which are not well maintained, and listen to the autumn research.

キスする精霊たち

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F6号

先日初邂逅を果たした若き精霊たちは、恋に落ちて、ロマンスがスタートしたのです。🥰 ある日には、情熱的なキスを交わす姿を見かけけたので、早速その姿をスケッチしてみました。🤪🔥 人類同様に、あるいはそれ以上に精霊たちのロマンスは情熱的なのです。😊😻 これからも精霊たちのロマンスを、温かく見守っていきたいと思います。😍🎉😁

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The young spirits who met for the first time fell in love and started romance. One day, I saw a passionate kiss, so I immediately sketched it. The romance of spirits is as passionate as humanity, or even more. I would like to continue to warmly watch over the romance of the spirits.

協奏曲

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F4号

先日から「協奏曲」シリーズとして連作中の作品です。

ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第5番 皇帝」を聴きながら描きました。ベートーヴェンによるピアノ協奏曲は5作品あり、最後のピアノ協奏曲が「皇帝」として名高い作品です。多くのベートーヴェン作品と同様に、この「皇帝」というネーミングはベートーヴェン自身が名付けたものではなく、後世の評論家によって命名されている。皇帝ナポレオンの影響がどれほどベートーヴェンの創作に影響したかは定かではないが、曲の随所に即興的な展開がみられ、曲想も極めて変幻自在なこと等を鑑みれば、ナポレオンの影響はほとんどなかったとみられる。あるいはベートーヴェン自身が皇帝となり、変幻自在な音楽を作り上げていたのだと考えるほうが、極めて自然である。「天上天下唯我独尊」を、音楽家自らが体現したという、稀有な名曲なのである。

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協奏曲

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F4号

モーツァルトの「ピアノ協奏曲」を聴きながら描いた作品です。タイトルもそのままに「協奏曲」と名付けました。クラシック音楽のジャンルには、ピアノ協奏曲、バイオリン協奏曲、等の協奏曲というジャンルがありますので、よりクラシック音楽の奥深さをアピールすることができていますね。美術界においても同様のことと捉えて、「協奏曲」というジャンルを確立させるべきだと考えています。その第一歩としてのエスキース(習作品)が、この作品です。思えば「協奏曲」としてのコンセプトを大きくアピールした作品には、あまりお目にかかったことがないと思います。チャレンジする価値ありの、テーマではないでしょうか?

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新人精霊の初邂逅

このインスタでも紹介した新人の精霊たち二者が、初邂逅を果たしたのは、我が家の居間ギャラリーであります。いずれも精霊界の将来を期待され、嘱望される若き有能なる霊者です。「ニューリーダー」などと書くとまるで自民党政治家たちの権力争いを連想させ、語感がすこぶる悪いのであり、あえてシンプルに「新人」と記しています。旧世代に比べると、オシャレ度が増したり、自信のポーズを決めたり、等々、インスタ映えすることうけあいです。男と女の邂逅ということもあり、今後は二者のロマンスが発展する可能性もあるのです。

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爽快な精霊の肖像

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F30号

久しぶりに描いた精霊シリーズの新作です。世の中の不条理に相対し、おしなべて憂鬱な表情の多かった精霊たちですが、今回描いたのは、とても爽快な表情が印象的な新人です。新人ですが、しかしながら若いというわけでもない。人生経験ならぬ霊者経験も豊富と見えて、ある時期の困難を乗り越えたたぐいの相貌さえ感じさせます。霊感も強いと見え、独特なエネルギーを発しているのが見てとれるのです。新しいタイプの精霊像と云ってよいかもしれません。


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白いページの中に

柴田まゆみさんが歌う楽曲「白いページの中で」の余韻が冷めない昨今の日々であります。先日アップした作品に手を加え、額装して飾ってみました。

白いページ上に、アクリル画材で手を入れながら、また白く塗りつぶしたり、他の原色たちを彩色してみたり、ページの輪郭を変更してみたり、等々の作業を行なっていくうちに、はじめは白かったページも、次第に収拾がつかない色彩のカオスと化していくのでした。それはまるで、若かった時の甘くて酸っぱい記憶が時間を経て老いていくのと機を一にしているようでもあり、不気味な感情に囚われてしまったのでありました。

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白いページの中に

キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F4号

コロナ禍で家ごもりしているとはいえ、クラシック音楽ばかり聴いているわけではないのです。先日はふと、「ホテルローヤル」というキッチュな邦画のテーマ曲で流れていた「白いページの中に」という曲に、痛く回顧的情動の発露が禁じ得なかったのであり、このところ、隠れた名曲「白いページの中に」を聴いて過ごす時間が増えているのです。絵画制作にとっても、極めて良い効果を上げていると実感しているところであります。

作詞・作曲し、歌っているのは柴田まゆみさんです。この「白いページの中に」という楽曲は、思春期の思いを痛く搔きむしられていたという思いに満ちているのであり、この思いは当時の他楽曲にも比肩すべき名曲として、深く記憶に刻まれています。

今では、あみん、八神純子、岩崎宏美、藤田恵美、等々の有名歌手が、ユーチューブ等でカバーする名曲となっています。カバーする誰もが美声と歌唱力に長けたシンガー揃いです。然しながらより同曲の良さを表現するような歌手は残念ながら未だに現れず、柴田まゆみさんのオリジナリティーは完璧に維持されていると云ってよいのです。あの楽曲の稀有なアンニュイ性は、柴田まゆみさん以外に今時のどんな歌手でも真似することができない。それくらいの時代の名曲であろうと思うのです。

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