精霊たちの四者会談Ⅱ

2021-07-01_01s

ともにキャンバスにアクリル他ミクストメディア 左上よりP10号、右上F10号、左下P10号、右下F10号
精霊たちの精鋭4者が集った四者会談の続報です。彼らはまず、コロナウイルス撲滅作戦の要を、デマゴギーの排除だとして、以下のような作戦敢行を示しつつ、実行におよんだのでありました。
【デマゴギーを排除すべし】
現在日本の人間社会には、新型コロナワクチンにおける様々なデマゴギー、フェイクニュース、偽情報の類いが蔓延っています。このデマゴギーを排除することが、精霊たちが自ら担った使命のひとつとなったのです。彼らが人間と協同して色々調べた結果、国内に蔓延するデマゴギーの発信元は海外のC国からであるという情報があり、「日本をこの際、鎖国すべしだ」という強硬な意見も某参加者からは発せられたのですが、今や国際国家となった日本には相応しくないと、即座に却下されたのでした。そして新たに提案されたのが、デマゴギーを無力化させる作戦でした。
米国におけるフェイクニュース以上に問題であり、悪質なのが、現在我が国のSNS上にて席巻されている海外からの発信におけるデマゴギーであることを、精霊会議出席者たちが確認するとともに、デマゴギーに対する作戦を集中的に議論したのでした。4者の精霊たちが秘かに練っていたデマゴギー無力化作戦とは、以下のようなものでした。
一言で云えば、「デマゴギーにはデマゴギーワクチン」という訳であります。ワクチンとして無毒化されたデマゴギーを注入することにより、デマゴギーの免疫を付けるという作戦でした。例えば「注射は怖いぞ、怖いぞ!!」というワクチンを、人が夢見る時間帯に秘かに注入することにより、「あー、何てこった! 注射が怖いわけなど無いだろうに・・」と、自主的に自省の機会を与えたという訳です。注射の事例に限らず、人間には後験的に非科学的な事象を受け入れる資質があり、(それは所謂一つのマインドコントロールなのですが)後験的体験を排除して、改めて人間の先験的叡知を植え付けようというものなのであります。まさに精霊たちと人間たちとの協同的なオペレーションが作動しているとということなのでありました。