前橋文学館内レストランで「上州もち豚肩ロースチャーシューDon」を味わう

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前橋市内広瀬川沿いにの「前橋文学館」内にあるレストランが、先日はリニューアルされ「風河(Fugue)」という名の洒落た欧風スタイルのレストランになっていた。此処でランチを食たのだが、洋風レストランの風貌からは似つかわしくない豚丼に遭遇することになっていたのだった。なにしろご飯物のメニューが3品それぞれ、豚肉丼なのである。洋食レストランの風貌は吹っ飛んでしまっていたと云って良い。

そもそもトントンの街こと前橋の主力食材が豚肉であり、其れが洋風レストランのランチメニューを席巻していたということを目の当たりにし、ある種の喫驚とともに、官民一体としてのトントンの街のアピールにかける思いの強さを感じてもいたのである。

そして提供された丼(どんぶり)の中には、黒々しく大きめの丼器に自慢のロースチーシューが盛られていて、其のチャーシューはと云えばしっかりと味付けられた豚肩ロース肉の食感をからしてナイスな味わいを受け取っていた。チャーシューはと云えばそれほどの豚肉の量ではなかったが、其の身の柔らかさ、味付けの程良さ、等々が相俟っていて、絶品風のチャーシュー丼に仕上がっていたのである。前橋に来たらば食す価値ある逸品のメニューと云ってよい。

■広瀬川バル 風河(Fugue)
群馬県前橋市千代田町3-12-10 前橋文学館 1F