今年の二度目の丑の日に、施設に入所している母に「登利平」の「うなぎ弁当」を差し入れ。少し前にもうなぎを買って差し入れていたが、此処「登利平」のものは地元の名店のそれだけあって値段も少々高かったのだ。昼時に何時もの母の昼食に一品加えて、夏バテに立ち向かえたらという思いの代物だった。高齢の母の舌には少々固かったようにも見えたが、口に含んで「美味しいねえ」と一言発した言葉は、夏バテに効くだろうという期待を強くしていた。残りのものを味わった感想はといえば、少々硬くはあったが味が凝縮しており夏季の精力が付く食物の代表では在る。