猛暑の日の黄昏時に地元の居酒屋にて一献。何時もは敬遠している生ビールで喉を潤していたのだった。やはり夏は生ビールが美味しいということを実感。あまり痛風発作の不安に左右されずに暑い夏には生ビールでゴックンしたいなと思った次第なりにて候。
ところで頼んだつまみが「サバ缶詰」。実は保存食ともなるこの缶詰が、ちょっとした手品を加えることにより逸品のおつまみになることを知らされたのがこの居酒屋のメニューであったのだ。出されたメニューをあらためて観察したところ、塩味サバ缶詰の上には鰹節やカイワレ大根が乗っかっていて、其の横にはマヨネーズが添えられている。カイワレと鯖缶とマヨネーズとの三位一体的味覚のハーモニーが、まるで逸品料理にも昇格した感のあるメニューであった。