先日、おいらが宇都宮美術館を訪れた際には、当地の宇都宮餃子を食べる計画は当然ながらあったのであり、宇津宮名物の餃子とやらを目指し求めていた。最初に訪れたのは、宇都宮餃子発祥の店とされる「みんみん本店」であったが、開店前の時間ながら、数十人以上、距離にして数十メートル以上の人の行列には恐れをなして立ち去ってしまっていたのだった。宇都宮餃子において「みんみん」にあらずんば餃子店にあらずといった様相を醸していたのではある。そして次の目指したJR宇都宮駅前の「宇味家(うまいや)」に入ってしばし考えた末に「水餃子」を注文した。餃子本体の食感はもちもちして食べ応えが高かったが、それにしても何のスープの味もしない水餃子を美味しく味わうことは出来なかった。これが焼き餃子だったらまた美味いのかもしれないが、ともかく残念なる宇都宮餃子食べ歩きの印象であったのであった。