おいらが幼少の頃からずっと「タラコの炙り焼き」はおいらの好物、フェイバレットなのであった。だが昨今はといえば、高尿酸血症の持病を持つおいらにとっては、なかなか食することもままならない食材なのではある。本日はそんな禁断の「タラコの炙り焼き」をつまみに一献。まるで至福の味わいには筆舌に尽くすことができないくらいなのである。。まるで、文豪のマルセル・プルーストによる「失われた時を求めて」における、マドレーヌの味わいのごとくに、おいらの味覚と記憶にのしかかっていたと云って良い。これからは恐る恐るではあるが、「タラコの炙り焼き」にも箸を伸ばしていきたいと思うこの頃なのでありました。