1月7日に「七草粥」は欠かせない

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本日は少々遅い夜食で「七草粥」をつくったのだ。正月気分が一段落つく今日1月7日は七草の日。「七草粥」をつくって食するのか日本全国一般のならわしである。おいらもこの日の「七草」を用いた料理の習慣はここ数年欠かすことなく続けている。正月になまった身体のメンテナンスに、「七草粥」ほど適切なメニューはないということを体験的に知悉しており、毎年かかすことができない。最近は有難いことに「春の七草」として七草粥の材料パックが売られている。パックの内容は以下の七種である。

せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ

基本的に七草と云えば、上記したせり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろの七種の薬草を指している。薬草とは云いつつも、スズナはカブ、スズシロは大根のことを指しており、セリは定常的にスーパーに並んでいる食材だ。これらの七種をまとめて調理することに特別な意味か存することは明白であろう。即ち、日常的素材に少しばかりの祭りの要素を取り込んだという、伝統的なイベントなのである。こんな野草粥は、本日に限らずこれからときどき調理して食したいメニューなのだとつくづく思う。七草はなかなか揃わないだろうか、三草、四草ならばいろいろ揃うことだろう。これからもときどきは、野草粥を有り難くいただきたいと考えている今宵なのである。