昨日見つけたのだが、庭のチューリップが漸く花を咲かせていた。例年に比べると1週間以上は遅い開花である。
そもそも本年は50年ぶりだという大雪に見まわれており異常気象の寒気到来、全くと云って良いほど手入れもしないで放置していたチューリップが花咲かせることも無いだろうと、半ば諦めていたなかでの、思わぬ発見ではあつた。
実は一昨日の夕刻には、チューリップの蕾を発見していた。雨模様の日の夕暮れ時でもあり、甘露が乗った花弁の儚さにはじんわりと感じ入ったりしていたものではある。異常気候の日々を経て、一昨日には雨模様の中での寒気にも耐えて花を咲かせたチューリップはとても愛しく感じ入っていたことは云うまでもない。
注目してみるとまだまだ他にも開花を待つチューリップは我が家の庭を席巻していたのであり、これからの成長が益々に愉しみなのである。異常気象の年のチューリップの生命力には天晴れなのではある。