先頃から気になっていた「NAS」というシステムを、ついに我が家でも導入したのだ。「NAS」とはネットワークアタッチトストレージ(Network Attached Storage)の略称である。ネットワークに接続して使えるハードディスクドライブのことを指し、Wi-Fiシステムの普及とともに注目されているシステムである。
ハードディスクとネットワークインターフェース、OS、管理用ユーティリティなどを一体化した単機能サーバという位置づけから導入には専門の知識やノウハウが必要とされていたが、いざ導入に際してはそんな心配も無用となっていた。
通常のファイルサーバと同様、共有ディスクとして使用することができるのが特徴である。今や必需品的アイテムとなったスマホやノートパソコンからも容易にアクセスすることが出来る。「NAS」ならではの設定を活かせば自宅内のネットワークのみならず、外出先にてWebを活用してアクセスすることも可能になる。またひとつ、新しいITの活用手段が広がったということになるのだろう。