前橋駅前の天然温泉「ゆ~ゆ」でゆったり入浴

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前橋駅から北口に2~3分歩いたところに天然温泉「ゆ~ゆ」という天然温泉施設がある。おいらも帰省するたびにしばしば訪れ、天然の湯に浴している。なにしろ湯質がエクセレントなので、毎日でも入りたくなるくらいだ。

かけ流しで湯船に流れ込んでいるのは黄褐色の濁り湯である。当施設の地下1500メートルから湧出した、豊富な鉄分とマンガンが特徴的な天然湯であり、都市に湧いた温泉とは思えぬくらいに豊富な湯量と温度をたもっている。

半露天の湯船もあり、夜の星を眺めながら湯に浸かることができ、絶品の温泉に浸かっている気分が味わえる。

前橋へ観光に訪れた人にはぜひお勧めしたいスポットでもある。

■天然温泉ゆ~ゆ
群馬県前橋市表町2-10-31
TEL:027-224-0111
http://www.yuyuspa.com/

上州群馬的な美味なる「ソースカツ丼」を食らったのだ

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上州群馬県の名物は、過去には絶品的旨かった「片原饅頭」とかいろいろあったのではあるが、近頃はと云えば、豚肉がらみのあれこれが主流のようである。

上州前橋が発祥の「ソースカツ丼」は、豚のヒレ肉を食べやすいくらいにカットしてから揚げたという絶品のカツを揚げ物にして絶品のソースにくぐらせてご飯の上に乗せて完成したという、とてつもなくシンプルでありかつ絶品的カツ丼にありつけていたのではある。

「アーツ前橋」開館前のプレイベント「MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT」が始動

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帰省している前橋市内を歩いていたところ、ユニークなイベント現場を目にした。足を止め近づいてみると、人が両手両足を伸ばしたかたちに繰り抜かれた大地に、様々なハーブの苗を植え付けているところであった。名付けて「MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT」。ハーブの効用が認められる身体の部所にそれぞれのハーブの苗が植えられていく。ハーブと云えば日本人には馴染みの薄いものと考えがちだが、親しみ深いよもぎもまたハーブの一種であり、黒い大地にその苗がに植えられていた。
この「MHCP」とは全国的に展開されるアートプロジェクトであり、様々な地域での注目を浴びているのだ。

■MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT
http://www.mhcp.jp/

そして前橋市内でこのプロジェクトが始動したのは、また別の狙いがあることを、関係者の人から聞くことができた。

今年10月には前橋市内で「アーツ前橋」という公立の美術館がオープンする。全国の県庁所在地では唯一、前橋市には公立美術館が無かったということもあり、関係者たちの意気込みもまた絶大のようなのである。

この最後発の美術館がアートに関係するムーブメントの発信基地となるだろうという期待が高く、今秋の正式オープンを待たずに「MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT」等数多のプレイベントが執り行われている。

■アーツ前橋
〒371-0022 群馬県前橋市千代田町5-1-16
電話 027-230-1144
https://www.facebook.com/artsmaebashi

浅草で飲んだ「元祖酎ハイサワー」にはがっかり

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先日は浅草界隈で飲んでいたところ「元祖酎ハイサワー」というメニューに目がいって早速注文。一般的な「酎ハイ」に特別な味の素的な酎ハイのもとというシロップを入れて飲むユニークなメニユーである。

ネットで早速調べたところ、おやじが「元祖酎ハイの素」と語った正体が「天羽の梅」という名前で販売されている代物だということが判明した。

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こちらは〔梅〕のような酸味と
〔梅シロップ〕のような甘味がついています。
(注:梅果汁や梅エキスは入っていません。)
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実際のメニューといえば、原材料に「梅」は一切使っておらずに合成着色料、保存料を多量に用いた飲料物であったと知り、興醒め至極なのではあった。

素材の香りが引き立つ「蒸し牡蠣」を味わった

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生牡蠣はよほど体調に自信がなければ口にしないいが、蒸した牡蠣はいつでもうれしいものだ。蒸し料理は案外調理時間がかかるもので、素材の香りも生以上に引き立てる。

その磯の香りがプーンと漂いつつ、極めてミルキーであるその磯に特有の風雅な香りにうっとりとした。これだけでも牡蠣を味わう意味があるのだ。

蒸したばかりの熱や香りやらを目の前で感じつつ、おいらは想像していたよりも小ぶりの牡蠣の身を、醤油を数滴かけて味わってみた。やはり磯の独特の複雑な香りや味わいは牡蠣ならではのものである。「海のミルク」等とも称されるようであるが、蒸した牡蠣の風味豊かな味わいは特筆に値する。

「米粉麺」は冷やしで味わうのが正解だ

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八王子の米粉麺専門店の「嚼夢果(かむか)」は何度か訪れたが、米粉麺への愛着はいまひとつ抱くことは無かった。もちもちとした米粉特有の噛み心地は好ましいが、然しながら通常の小麦粉を用いた麺料理に比べて食べ応えの満足感が足りなかったのだ。

暑い夏日に久しぶりに同店を訪れたところ、冷やしのメニューが目についたので早速注文してみたところ、これがなかなかのしろものだったのだ。麺は細めんながらもちもちとした噛み応えが秀逸。なかなか小麦粉ではこの食感は出せない。しかも冷たい鶏の味が染みた出汁が冷たい米粉麺にとてもマッチしていたのだ。いまいちだった印象の米粉麺料理がとても輝いて見えたのであり、まさに米粉麺料理を見直した瞬間であった。ひとつの結論として、「米粉麺」は冷やしで味わうのが正解、ということなのである。

同店店主はとても研究家であると見え、具材にも気合が入っていた。注文した「具だくさん米粉麺」にはトマト、ピーマン、ブロッコリー、等々の夏野菜に、エビ、卵焼き等がトッピングされていた。「具だくさん」の名に恥じない豪華さであり、米粉麺という新規開拓メニューの新しい可能性を垣間見せていたのである。

■嚼夢果
東京都八王子市万町171-11
TEL 042-626-9233

ど真ん中キックでゴール決めた本田圭佑に天晴れ!

ワールドカップ予選を後半戦からおいらは視聴し声援していたが、最後は本田圭佑の同点ゴールで追いついてワールドカップ出場を決めた。PKでのど真ん中キックでゴール決めた本田圭佑に天晴れ!である。

本田圭佑と云えばつい先日にはロシアリーグでの優勝を決めたばかりの帰国であり、体力的にも限界であったろう状況での大活躍であった。

ど真ん中キックというと簡単なようだが、ど真ん中に向かって魂の篭ったゴールを蹴ることは大変なことである。かつてイングランド戦でベッカムが蹴ったゴールシーンを彷彿とさせるほど、このゴールは特筆される。

雑穀米ご飯があれば一汁一飯で充分なのだ

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久しぶりにお米に雑穀を加えて「雑穀米ご飯」を作ったのだった。といって特別な調理をしたのではなくて、いつものお米に雑穀米の元を足していつものように炊飯土鍋で炊いたのだった。するといつものご飯が大変身だったという訳である。

あわ、ひえ、きびという戦前からの日本の郷土に定着され食されていた雑穀類に加えて、黒米、小豆、もち米、等々がブレンドされたのであり、その食感や味わいもバリエーションに富んでいて、これだけで充分に味わって食することができた。

古くから我が国では「一汁一菜」と云う教えが伝えられており、おいらもそのならいを基本にして毎日の日々を送っているのではある。其れらは「粗食」の代名詞として日本食の良さをPRしているくらいだ。

だがおいら自身は時々あるいはしばしばにせよそのならいを破って暴食暴飲を重ねてしまうのが常なのであるが、それにしても美味い「雑穀米ご飯」があれば、「一汁一菜」ならぬ「一汁一飯」の食生活もたまには良いのだろうと考えた次第なのである。

ご飯を白米から雑穀米に変えればそれが可能になるのである。毎日というのではなくてたまには、週に1~2回程度は、このような「一汁一飯」の習慣を身につけようと考えたのである。週に一度程度の「一汁一飯」から始めていこうと思うのである。

「おこぜ(虎魚)」の丸揚げはグロテスクだが味は一級

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「虎魚」と書いて「おこぜ」と読ませる。魚の名前の表記には様々な要素が絡むが、このケースではストレートに、虎のように獰猛な魚であるということを示している。確かに顔を凝視していると虎とも似ていなくはない。

このおこぜ(虎魚)は背びれに毒があるので、尖った針のある背ビレを取り除き、切り込みが入れられており、丸揚げにすると丸く反り返る。その背部分には身が詰まっておりがぶりと噛み付きたくなる。左右のヒレには細い骨が密集しておりそのまま天然のカルシウムを摂取できるのだ。

まさに「おこぜ(虎魚)」とは丸揚げが一番似合う魚である。

銚子の食堂で食べた「イワシ刺し」のボリュームには喫驚なのだった

 

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佐倉市の「DIC川村記念美術館」を訪ねた後、おいらは千葉県の銚子へと向かっていた。銚子駅を降りて銚子港に向かう途中に在る食堂では「イワシ刺し定食」を食したのだが、出てきたそのイワシ刺しのボリューム的インパクトには圧倒されてしまったのであり、ここに記しておきます。

何しろ銚子と云えば、イワシの水揚げ量が断トツの1番なのであり、それかあらぬか豊富な水揚げ高を誇るようにして、新鮮でピチピチのイワシ刺しがこれでもかというくらいに盛られていたのだ。

上の写真に示したのがこれで一人前である。こんなに大量なイワシの刺身があっという間においらの胃袋におさめられてしまっていたことは、何よりもおいら自身が信じ難い思いと感慨に満たされていたと云うべきであろうか。

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その後足を伸ばして、銚子電鉄線に搭乗して終着駅の「外川」へと向かった。外川駅の駅舎は、1923年(大正12年)に開業され、その姿がそのままに引き継がれているのであり、歴史的時間は90年あまりの長きを有している。戦争でも空爆されることなく生き残った歴史的建造物としての評価も高いのだ。

戸川漁港に向かう路地には、心地よくフレッシュな潮風が迎えていたのであり、おいらはその潮風を全身で受け止めつつ、潮騒の街の散策に勤しんでいた。