枝豆をよく見れば立派で麗しい姿形をしている

edamame01

大豆を成熟する前の幼い枝をつみとって、茹でて出される料理が「枝豆」というメニューだ。枝つきの豆房を「枝豆」として称したことが命名の根拠ということである。此れが和食店や居酒屋にては、しばしばつけだしとして提供されることが多い。

ついつい何の気なしに口に運んでしまうのだが、よく見ればとても立派で麗しい姿形をしている。強固な豆を内にふくんでプクリとした房に、枝から刈り取った野性味あふれるえだが支えている。こんな絵になるべき食物はそう多く存在するわけではない。

これから春から夏にかけての季節は、枝豆がとても美味しくなる、云わば旬を迎えるのであり、枝豆の有難味を認識しながらあじわっていこうと思った次第なのである。