前々から何度か述べているが、おいらは「TPP」への参加や参加を前提とした動きに対しては絶対反対である。その主張は過去から未来永劫に関して揺るぐことはない。いまどきの流行言葉で云えば「ぶれない」のである。我が国日本がTPPという不当な条約を結ばねばならない理由などは存在しないのであり、全てはアメリカの圧力による日本国の属国化への企みと云うべきなのである。
本日の2013年2月23日という日は、安倍晋三首相による実質的な「TPP」参加を表明した日であり、オバマとの日米の愚かなる密約を結んだ日である。記者会見場における安倍晋三の振る舞いには、みょうに着飾った言葉が羅列されているのだが、それらの多くは随行した日本の官僚とオバマ政権側とで取り引きされた、表現にまつわる一語一句に対する取り引きの影がちらついている。そんな汚わいにまみれた言葉を発する安倍晋三が我が国の最高権力者として居ることに対して、国民の一人としての屈辱感を感じずにはいないのだ。
本日は日本がアメリカの属国となる1歩を踏み出した日、即ちTPP参加に舵をとってしまった日として語り継がれることになるだろうことは明らかである。