横浜美術館にて開催されている「君や僕にとょっと似ている」展を鑑賞した。
http://www.nara2012-13.org/exhibition/
現代美術家奈良美智氏の、大小あわせて109点もの作品が展示されるという、個展という域を超えている展覧会となっている。
訪れてみてその作品群のとても大量な量に圧倒されていた。展示作品のすべてが11、12年の2年間にて制作されているのであり、とりわけ今年こと2012年作品が圧倒的な存在感を示している。
顔や瞳が大きな独特の少女像が、何点も重ねてイメージされており、観客(オーディエンス)に対する浸透力は絶大なものがある。自分自身や近くの友人等々に重ね合わせて「どこか似ている」感が感染していく。その感染力は只者ではないと感じさせるのだ。