東京駅八重洲口近くの「ギャラリー八重洲」にて、「世界一小ちゃい?!ミニ絵画展」が開催されている。
■世界一小ちゃい?!ミニ絵画展
2011年12/12(月)~23(金)
ギャラリー八重洲
〒104-0028 東京都中央区八重洲2丁目1番
八重洲地下街中1号(外堀地下3番通り)
TEL 03-3278-0623
ちょうど葉書き大くらいの大きさのF1号キャンバス、サムホールサイズとも呼ばれる画布や用紙に描かれた作品が、1000点あまりが並んでいる。かといって全てサムホールなのではなく、「これ以上小さな作品を描けない」という理由からその数倍程度サイズの作品も散見されていた。
漫画家、イラストレーター、画家、作家など、およそ100名程度の出品者がそれぞれに10点程度の作品を持ち寄って展示された、ユニークな展覧会なのだ。戸川昌子、西村春海、種村国夫、などの見覚えのある名前の作家による作品も目にすることが出来た。
よくサムホール程度の作品は、大作のための下書き、習作として描かれることがある。おいらも、新しいビジョンの作品を描くにあたって、サムホール程度の習作を手掛けることはままに有るのだ。
だが当展覧会に展示されている作品群の大部分は、そういった習作的印象は薄いと感じたのだ。小さな画布や用紙の世界には、そんな小さな世界には、じっと覗き込んでみる興味津々の物語を受け取ることが出来る。例えば年賀状においても作品づくりが可能であろう。